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黒浜式と関山式のふるさとの素晴らしい土器たちー蓮田市文化財展示館[JOMOSEUM]

さいたま市の北隣の蓮田市は大宮台地に位置し、標式遺跡の黒浜貝塚や関山貝塚があります。蓮田市文化財展示館はその黒浜貝塚にあり、縄文にかなり力を入れている展示館です。

それほど広い展示室ではありませんが、およそ半分が縄文で占められています。まずは土偶、埼玉といえばみみずくの印象が強いですが、仮面や筒型も出ています。(前回うかがったとき特別企画展示「蓮田の縄文」をやっていて触ることができたので、仮面土偶を裏返して撮影してみました)

土器は関山式、黒浜式ともに前期の土器なので、前期が豊富にあります。

こちらは晩期の人面付土器。

獣面把手もいくつか。

黒浜式や関山式は縄文が特徴的で、様々な複雑な縄文が施された土器が出土しています。黒浜式の優品(トップの写真)もあり、注口土器にもいいものがありました。

貝塚の上にあるということで外には竪穴住居もあり、貝も落ちていたり縄文に浸れる場所になっています。

蓮田市文化財展示館HP
住所:蓮田市大字黒浜2801番地1
開館時間:9時~17時(月曜、年末年始休館)
入館料:無料
撮影:可
アクセス:蓮田駅からバス(1時間3本程度、朝日バス、パルシー・菖蒲仲橋・蓮田駅西口線)で5分、蓮田市役所から徒歩2分。

縄文の遺物が見られる博物館・郷土資料館情報はこちら

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