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人面装飾はレプリカだけど早期から続縄文までずらりと並ぶ土器が見どころー北斗市郷土資料館+新函館北斗駅[JOMOSEUM]

新幹線の駅がある北斗市は、重要文化財の「人形装飾付異形注口土器」が出土した場所。その市の中心部、総合分庁舎に郷土資料館があります。オーソドックスな郷土資料館で縄文コーナーは小さめ、重文の土器もトーハク所蔵なのでここにはレプリカしかありません(レプリカでもかなり見応えはありますが)。

でも、この重文以外にも、北斗市ではたくさんの土器が出土しており、早期から続縄文までの土器がずらりと展示してあります。

道南に特徴的な土器といえば円筒式土器で、下層と上層に分かれるわけですが、それぞれさらに細かい区分があって、時代によって形態や文様が変化していきます。それがわかりやすく展示してあります。

企画展でさらに細かくわかりやすい解説があったので、それが常設展の方に反映されるとさらにいいですね。

続縄文時代のクマ意匠のある土器片も見どころです。

出土品の一部は、新函館北斗駅の1階と2階に展示コーナーがあり、そこで見ることができます(1階は一時的なものかもしれません)。郷土資料館の展示と入れ替わりがあるので、両方見るといいと思います。

2階の展示の一部
1階の展示


北斗市郷土資料館HP
住所:北斗市本町1丁目1番1号
開館時間:9時~17時(毎月第1月曜日休館)
入館料:無料
撮影:可
アクセス:新函館北斗駅からバスで約10分、総合分庁舎前から徒歩2分。

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