「あー神様 私いま 宇宙が見えた!」
みなさん、colormalを聞きなさい。
colormalに出会ったのは去年の秋頃。
先輩がコピーバンドを組んでいたのがきっかけだった。
大きな怪獣のメロディがどうしても頭から離れなくて、その日の打ち上げでおすすめの曲を教えて貰って全部聞いた。全部良かった。
そこから早半年が経とうとしている昨日、はじめてcolormalのライブに行ってきた。
もうね、ありえないくらいによかった。
わたしとcolormalしか世界に居ないんじゃないかと思っちゃうくらいの没入感だった。たまんないなあ。
わたしにcolormalを教えてくれた先輩にも偶然再会した。色々あるのかもしれないけれど、わたしはあの先輩のことが結構好きだ。シンプルに趣味が合う。多分、感傷の方向性も似ている。もうちょっと仲良くなりたかったけど、このくらいの距離感で十分だったのかも。
colornalでいちばん好きな曲の話をしようかな。
まあタイトルの通りさまようなんだけど。
どの曲も歌詞に余白があってプリントアウトして線を引きたくなるものばかりだけど、さまようの歌詞を見た時はなんていうか、もうすごいしか出てこなかった。
余白と諦めのバランスが、文学的な部分と日常的な部分のバランスが、「」の使い方が、まとめて天才的。
メロディも心地よすぎる。音楽的なことはあんまり分からないけど、平坦なようで奥の方で起伏のある感じのメロディで本当に好き。キュッとなる。
わたしの歌はたくさんあるけど、その中でも本当にわたしの歌だったから困った。
終わるのは季節だけかなあってぼんやり考えてる。
常に終わりを意識してしまう癖は何も悪いことだけでは無いと思っている。
この前の気が狂った夜は、縋る(とかあんまり言いたくないんだけど)みたいにずっと聞いてた。延命を聞いて、朝が来たことに安心したし、ちょっとがっかりもした。
もうすぐ夏が来るけど、今年の春のこともあんまり好きになれなかった。春はいつでも呼吸が浅い。
何かを得るには失わなければいけないことと同じように、吸うには吐かないといけない。
息は抜くものではなく、吐いて吸うものだ。忘れがちだよね。
いつか本人たちに直接伝えられたらいいな。
みんなもcolormalを聞いてください。
以下は好きな曲の好きな歌詞です。