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【雑記】こんな夢を見た

冬だった。

急な山の斜面に杉の大木が密生し昼なお暗い森の中に一本の道が通っていて上に伸びている。老婆に続いて坂を上る。

その一族は亀を育てていた。
大きな海亀だった。

海亀はその傍の木々に取り付いている。一族の者達は、亀が上手く木を登って行けるよう手助けをするのだ。

登れずに地面で重なり合い蠢く黒く大きな海亀達がいる。それを一匹ずつ持ち上げては木に取り付かせる。こんな寒い冬の山にいても亀は木に登って上の方でしがみつく事によって冬を越すのだ。

一本道は坂を上り切った先で木造の社らしき建物の入口へと続いていた。毎日ここまで来て祈りを捧げるのだと言う。

麓の住居からここまでの長く険しい道のりを振り返った。

畏敬の念を持ってその老婆を見るしかなかった。
 

ー 不思議な夢だった ー

 
 
久しぶりに夢を見た。珍しくしっかり覚えていた。

気になって「亀」は夢占いでどんな意味になるのかを調べてみた。ことごとく良い意味だと書かれていて少し安心している。

どうも最近、ずっと気分が落ち込んで晴れない。暗くどんよりとした空ばかり眺めているせいかも知れない。

ああ、夏が恋しい!!

 
てなわけで夏の終わりを歌ったこの曲でお別れです。

夏の終わりの切なさに
急かされる様に想いを繋いで
駆け上がる坂道の向こうには
きっとあの空が
待ってる

作詞/作曲:藤井敬之(音速ライン)

ではまた。
 
 
 

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