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園川一美

80年代後半から90年代の終わりまで、実働14年で1,500投球回。間違いなく、弱い時代のロッテオリオンズ〜千葉ロッテマリーンズを支えた投手だ。

投打 左投左打
身長/体重 175cm/73kg
生年月日 1963年5月1日
経歴 九州学院高 - 日本体育大
ドラフト 1985年ドラフト2位

日本野球機構

1993年は小宮山が12勝、前田が9勝、そして園川が9勝だ。ついでにリリーフ兼任の伊良部が8勝を挙げている。この4人が規定投球回をクリアして合計38勝は、まあ悪くはないはずだ。しかし同年、チームは51勝しかできなかった。

この年の園川はシーズン後半戦は負けまくるのだが、全体としてはキャリアハイの投球回で、完封勝利も2回記録し、しっかり働いたシーズンだったとは言える。

実は、前田の2年目のシーズンである1990年から在籍最終年の1995年までで、前田と園川の成績を比較すると、園川も(この2人の比較においては)悪くない成績を残している。

個人的には、袖を通したユニフォーム、全部が似合っていたのは、堀と園川ぐらいだと思っているんだけど……。

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