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【仕事✖️英語】英語翻訳のあるある
ウチの代表は英語が好きです。
新しい風に当たりたい時には、アメリカへ行って、ジョン・レノンみたいなIT青年と交流したり、日本では会えなかったであろう日本人と出会ったり、Skypeやzoomのない時代には、海外の専門家と国際電話で教育について話したりしてきた代表です。
まだ英語をお喋りになってらっしゃるところを、一度も拝聴したことはありませんが、喋れるのは間違いないです。
テレワンプラスを日本語から英語への翻訳作業真っ最中ということもあり、今回はちょこっと英語翻訳のあるある話です。
外国語を喋るということは、無意識のうちに、その言語の文化にグッと入り込むことになるので、視野がパッと広がります。逆に、日本語の難しさや、面白さや良さに気づいたりもできますね。
ITの世界では英語はとっても身近で、英語って面白いなぁとつくづく思います。
英語系ツールのメールや通知で「Hi!〇〇(←呼び捨て)…」と、呼びかけてくるものありますよね。これ、私は好きです♪グゥ〜ッ…と頭を抱えてしまうような作業をしてても、このワンフレーズが目に飛び込んでくると、一気にテンションが軽くなります。
こういう“言語違和感話”になると毎回思い出すのが、Appleのサイトです。
Appleの日本語サイトは、英語感の残る日本語ですよね。
間違ってるわけじゃないけれど…、直訳でもないけれども…、なんかちょっと違う感じの日本語…。これが良い味になっていて、クセになります。私はチョイチョイ訪れて、ついつい読んでしまいます。最近はだいぶ日本語っぽくなってきた気がしますが。
こういうちょっと違和感のある翻訳は、Appleだから良い味になっているところもあって、どこでも、なんでもこのノリでやって良いわけではないようです。
例えば、エラーが発生した時出てくるこんな英語…
“Oops, something went wrong!”
これ、皆さんならどんな風に訳されますか?
「おっとっと、何かがうまくいかなかったようだ!」
直訳ですね。
これは、GSCの翻訳スタッフの訳です。
で、このように訳したところ、代表から差し戻し(笑)
「おっとっと…」やって?!なにこれ軽ッ!
でも、楽しげで良いじゃないか!?
いやいや、黙々と真剣に仕事をしているときに、警告⚠️で「おっとっと…」と出てきたら、正直イラッとしそうです。私はやっぱり日本人やな…と思います。
なので、さっきの“Oops, something went wrong!”なら、“Oops”は訳さずに、「エラーが発生しました」みたいな、スッとした日本語になるわけですね。
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システム内の翻訳は、“この言葉は、この言語では、このように翻訳する”という一覧が記載された言語ファイルを編集していくようですが、英語のノリで日本語に訳してしまうと、このように使う人にとって心地よくなかったりするわけですね。
GSC代表とお会いになったことがある方はご存知の通り、代表はあのような?(笑)感じではありますが、真面目なので、こういうところビシッとされます。
真面目な代表と、長年チームでお仕事されてきた翻訳スタッフですが、ちょこっとウッカリさんなんです。
「year/day/ month」という日付表記の「year」を、「年」ではなく「そうだね!」と訳してしまったり…
これじゃあ、英語は「yeah!」になっちゃいます(笑)
このまま日付を入力したら、「2022そうだね!◯月◯日」という意味不明なノリの年月日表示になりますよ。。。
何百行もある翻訳リストを訳すので、たまに集中力が切れてしまうんですねぇ。
“英語にあって日本語にない表現”、逆に“日本語にあって英語にない表現”というのもありますよね。今は、日本語から英語へ翻訳するのに、ちょうどピッタリの英語を探すのに度々苦労しています。
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でもそういう時に、いろんなアイデアをだしてくれるチームがある、というのはGSCの強みだそうです。
GSCメンバーは意見を求めれば、必要とあれば、お腹がいっぱいになるくらい返してくれる心強いメンバーです。
翻訳作業は、翻訳の仕方一つでシステムの雰囲気や使いやすさがグンッ!と変わるので大事な仕事だなと思います。
「いつか社風にあった言葉が使われているシステムができたらいいのになぁ…」
これは、翻訳スタッフさんの声です。
GSCだったら…
「エラーが発生しました」→「なんかおかしいことなっとるぞー!」
「実行しますか?」→「ほんまにこれでええんか?!」
「変更を保存しますか?」→「変更するでー、必要なら大事にとっとけよー!」
みたいな。。。オール関西弁ですね。
東京に何十年住んでても関西弁が抜けないGSC代表ですからね。
GSC開発の「テレワンプラス」は、関西弁が微塵もない、真面目なテレワークツールです。ご安心ください。