2塁審判が内野内に位置した時に、内野ゴロが打たれた際、貴方はどちら側の足をステップしますか。
2塁審判が内野内に位置した時に、内野ゴロが打たれた際、貴方はどちら側の足をステップしますか。
打球の方向の足からステップする。
打球の方向の逆の足からステップする。
貴方はどちらですか。
1塁審判でも、3塁審判でも、球審でも同じですね。
貴方はどちらの足でステップしますか。
その理由はなんですか。
その理由を納得して、今まで実践してきましたか。
貴方なりの理由があって、そのようにしているのですか。
講習会で指導されたからという理由だけで、そのようなステップをしているのですか。
審判の行動には「理由」がありますね。
その理由は、自分で実践して得た理由でなければ、スムーズには動くことが出来ません。
打球が打たれた瞬間のスムーズな動きは「審判の生命線」ですよ。
そのためにプロの審判は訓練するのです。
それが審判としての命なのですよ。
ですから、スムーズな動きができない審判は、プロの審判としては生きていけません。
アマチュアだとしても条件は同じです。
打球が打たれた時の反応が鈍いと、すべての審判への悪影響が出てきます。
本人は気が付かないと思いますけどね。
打球が打たれてからのスムーズな動きが、フォーメーションや位置取りを考える上での大前提なのですよ。
打球が打たれてから、スムーズな動きをしようと努力するのではなく、誰が打球を追うのだろうなんて見ているようじゃ、最初からフォーメーションなどは無いに等しいわけですね。
前提が違うのであれば、いくら仲間でカバーしようとしても、無理なのですよね。
しかし巷では、マニュアル通りの動きをする事を求められることが多いのではないかと思いますが、自分の感性というものを、もっと信じて良いのではないかなと私は思います。
身体で反応するのではなく、意志で反応するとすれば、一瞬かもしれませんが、遅れます。
これは「いざという時の命取り」となる場合が多いですね。
ですから、プロの審判は打球が打たれた瞬間の反応に命をかけるといっても良いかもしれません。
最終的な位置取りがマニュアル通りが良いのではなく、打球が打たれた瞬間の各審判の動きが大事なのですよ。
最終的な位置取りが正しければ良いという考えがあるとすれば、それは間違っています。
もしこの記事の内容に同意だと言うのであれば、グラウンドで実践してくださいね。
最初に提示した内容を再度ご確認ください。
貴方はどちらの足でステップをしますか。
どちらの足でステップするのかが、今年の貴方の判定に影響してきます。
<深い意味があります>