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【仕事日記】2020/11/09 同じ会社でも店舗によって健康課題が違うんだぞ

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今日は同じ会社の別店舗3つに訪問して職場巡視を行いました。

職場巡視とはなんぞや?については別に記事を作成します!
簡単に言えば、職場を実際に見て把握した上で必要な改善についてアドバイスを行うものです。

その会社は小売業なので、年末年始にかけての繁忙期がそろそろ始まるというタイミング。これは全店舗共通ですが、それぞれの店舗で細かい状況は異なります。
新規採用がうまく行かず現時点で人員が不足している店、人員は足りているが店舗が狭く保管スペースもないため、商品が溢れてしまっている店、店舗も広く人員確保もできている店。などなど…

この違いはそのまま健康課題の違いになります。

人員不足は、今いる社員の負荷増加(特に店長などマネージャー層)に繋がるので業務ストレスによるメンタル不調に注意が必要です。
具体的には、睡眠状況や休日の過ごし方などをチェックして、「寝付きが悪い」「途中で起きてしまう」「休日は何もやる気が出ず家でぼーっとしている」などが続いているようであれば病院受診を勧めたりします。

保管スペースが狭く整理整頓がうまく出来ないと、健康面より安全面が懸念されます。高積みした荷物の落下による怪我(労災)や避難経路を荷物で塞ぐことにより万が一の時に避難が遅れてしまうとか。
「スペースないもんはどうしようもない!」と思われがちですが、高積みする時は上には軽い箱を置く(万が一落下しても怪我しないように)、避難通路や従業員が通るスペースをテープなどでわかりやすくしてそこに荷物は置かない、商品を取り出した後の空きダンボールはすぐ潰して片付ける、などはできる対策ではないでしょうか。

産業医の活動もオンライン対応などが増えてきましたが、現場を見に行くことって大事なんだよなぁと再認識しました。感染症対策や働き方変化の流れとうまく折り合いをつけながら産業医活動を考えていかなければ!

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