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【アメリカ生活 #小学校編】スクールバスに乗って

映画とかドラマとかでよく観る、あの黄色いスクールバス。我が家の子ども達も、毎朝あれに乗って学校に行っています。

こちらに来てから初めて知ったけれど、通学だけじゃなく部活の試合とか遠足とかにもスクールバスが使われていて、アメリカキッズ達にとってはかなり馴染み深いものみたいです。
カラーリングもちゃんと指定があるらしく、あのイエローは全米で同じ色味なんだとか。(たまに色あせてほぼ違う色になってるのもあるけど)


スケジュール

子ども達の学校からは、新学期が始まる前に、バスの路線No.とPick up と Drop offの時間、バス停の場所がメールで送られてきました。
朝は子ども達をバス停まで送って行き、帰りはお迎えに行っています。
行きも帰りもだいたい定刻の4分以内にはバスが来ているので、思っていたよりも時間通り。

ドライバーさん

路線ごとに毎日同じドライバーさんが運転するシステムのようで、うちの路線は気のいいおじさん。
子ども達みんなの名前を覚えてくれていて、英語が話せない1年生のうちの娘を、いつも気にかけてくれる優しい人です。

学校の年間スケジュールを見ていたら、Bus Driver Appriciation Dayなるものがあるのを発見。学校独自のイベントかと思っていたら、カリフォルニアで始まった全米行事でした。ドライバーさんへのメッセージ例みたいなのもたくさん載ってたので、みんなお手紙とか書くのかな。

スクールバスストップ

子ども達の学校が始まるまで気にもしていなかったのだけど、家からスクールバスのバス停までが徒歩1分という好立地。今になってそのありがたみをじわじわ感じてます。

家からバス停までが離れている場合は、車で送迎しているお家が結構多いのです。3年生ぐらいになると自転車で来ている子も何人かいて、歩いて来る子は少数派。
学校までは車で10分ぐらいなので、そのまま車で行ってしまった方が絶対早いと思うのだけど、わざわざバスに乗るのは、お友達がいるからとか、そういうのが大きいのかな。

逆に、絶対にバスには乗せないで毎日車で学校まで送迎しているお家もあるので、それぞれの家庭の都合とか方針とか子どものキャラクターにもよりそう。

我が家の近くの他にもいくつかバス停を通るらしく、大きな豪邸から1人しか乗ってこないバス停とか、道路をはさんで学校の目の前のバス停(大通りだし信号がないので徒歩で渡るのは無理)とかもあるそうで。
その子達みんなを乗せて、わいわいと学校まで走って行くらしいです。
娘がちょっと嬉しそうに「バスの中超うるさいんだよー」とよく言ってます。
スマホで動画を観てる子も多いらしく。

毎日歩いて小学校に通っていた私には、未知の世界です。

乗り心地

乗り心地もまた、私には未知の世界。
何度か娘が帰り道に寝てしまって、バスの中まで迎えに行ったことがあるのですが、その時の印象は通路が狭くて、その分椅子を結構広めに取ってある感じ。
椅子の見た目もなんだか固そうに見えたけど、子ども達的には結構乗り心地がいいらしいです。

うちの子ども達、日本では車に乗るたびに酔っていて、バス通学も少し心配だったのですが、アメリカの広い道ではほぼ酔わないことが判明。
それでも車だとたまーに酔っちゃうのですが、スクールバスは全然酔わないのだそうです。「なぜだかスクールバスに乗ると頭がすっきりするんだよね」とか言ってるぐらい。不思議。

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