2023/2/20週(2/18-2/24)にピックアップした小売業界ニュースをお届けします。今週のおさらいにぜひどうぞ!
「ソウルのブルックリン」には若者や流行を追うブランドが集まる
聖水洞(ソンスドン)だけでなく、梨泰院(イテウォン)、水原(スウォン)など、韓国エンタメ・コスメ・ファッションは、もはやソウルからではなくなっている様子。
ブルックリンのクラフトマンシップやESGを重視したショップやサービスはもはや全世界トレンドでもあります。
https://www.asahi.com/and/article/20220722/420149005/
この旅行記を去年見て、次回韓国に行くときは必ず行ってみたいと思っている場所です。
バングラデシュ、EUへの最大の衣料品輸出国として中国を倒す準備ができている
バングラデシュは、以前からアパレル縫製に強い国であることは明白でしたが、バングラデシュの生産者はまた、いわゆるファストファッション(急速に変化する消費者の好みに合わせて大量生産された使い捨ての衣服)から離れ、より高品質でより収益性の高い衣服に移行しているとのこと。
RMG(既製衣服)産業においては、中国から東南アジア(特にベトナム)に移り、バングラ・インドと徐々に脱中国を進めています。
SHEINに続き北米で急成長…EC業界の破壊者「拼多多」、物価高を追い風に躍進
拼多多(ピンドゥドゥ)が昨年ローンチした「Temu(ティームー)」の記事。
見た目もSHEINぽい。
記事の中で「SHEINと拼多多の違いは、前者がファッションを楽しみたいが経済的に余裕のないアメリカのZ世代を対象としているのに対し、後者はデザインやトレンドもそんなに気にしない中高年女性を捉えた点だ。」という一文は以前紹介した「Lands’End」の戦略と同じです。
サプライヤの引き抜きを含めて、今後も動向を注視していきたいです。
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