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週刊小売ニュース|2023/2/27週

2023/2/27週(2/27-3/3)にピックアップした小売業界ニュースをお届けします。今週のおさらいにぜひどうぞ!

【幹部直撃】グーグルが「STORES」に出資した舞台裏

※プレミアム記事なので、ざっと要約を。

  • 目次

    • グーグルが強力な「集客装置」に

    • STORESで複雑な設定を簡単に

    • オムニチャネルこそ強み

    • 新株予約権で出資を受けた理由

要約)通販ツールとしてのSTORESではなく、ローカル在庫へのリーチの布石。オムニチャネルの強さがGoogleの興味をひいたということ。

Zaim、家計簿データから流通チェーン動向の分析ツールをリリース

Zaimは、同社が有する購買ビッグデータを元に、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニなど競合を含めた商圏内各チェーンの来店客数や利用単価動向、利用者属性から買い回りなどを可視化できる「Zaim トレンド for リテール」の提供を開始した。
「買われているもの」から、生活者のニーズを推測し、マーケティング施策の立案やPB商品の開発に活用できる。比較したい競合チェーンは利用企業の希望に合わせて設定でき、Web上のダッシュボードで簡単に分析結果を表示することが可能だ。
 さらに、同アプリのユーザーに直接アンケートやインタビューを実施できるため、これまでの店頭アンケートに費やしていたコストの削減や、競合チェーンのユーザーにヒアリングができ、新規顧客を開拓するための戦略を構築が可能となる。

時代はPOSではなく、手の中の家計簿アプリなのかもしれない。

「JANコードのない生鮮食品」「プライベートブランド(PB)商品の購買動向」など自社データだけではどうにもならなかったものが、データとして抽出できるのは願ったりかなったり。

アリババ22年10〜12月期、売上高は約4.85兆円。国内事業伸び悩む、「Lazada」や「Trendyol」など海外ECが好調

https://36kr.jp/222449/

売上高で1699億9000万元(約3兆3200億円)を占めたのが国内コマース事業で、前年同期から1%減少した。そのうち自社運営の事業(生鮮スーパー「盒馬鮮生(Freshippo)」、オンライン医療サービス「阿里健康(Alibaba Health)」、傘下スーパー「高鑫零售(Sun Art Retail)」 、傘下百貨店「銀泰百貨(Intime Retail)」、ネットスーパー「天猫超市(Tmall Supermarket)」などを含む)の売上高が同10%増の744億2000万元(約1兆4500億円)、卸売事業(「1688.com」)が横ばいの42億2000万元(約820億円)だった。
海外事業最大のコンシューマー向け越境コマース事業「アリエクスプレス(AliExpress、全球速売通)」のほか、各国で現地展開する「Lazada(東南アジア)」「Trendyol(トルコ)」「Daraz(南アジア)」が海外事業の業績に貢献した。

東南アジアを主戦場とするLazadaはアリババが海外事業で一貫して重視するECプラットフォームだ。アリババによると、付加価値サービスを増やし、運営効率を改善することでLazadaは昨年に引き続き注文ごとの損失率を引き下げた。東南アジア市場でのシェアも微増しており、ベトナムEコマース協会(VECOM)によると、同国市場におけるLazadaのシェアは22年に21.5%にまで拡大したという。

各国でのローカライズ戦略に商機がうまれていること、デジタルコマースは通信販売だけにとどまらず、地元密着型の生活関連サービス事業も含まれていることにも目を向けておきたい。

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