GWUでのルーティン
GWUでのルーティンは、午後の早い時間に全ての授業が終わると、夕飯までには時間もある。かといって、宿題は30分もかからない程、簡単なものばかりだった。
ここは都市型の大学でキャンパスがない分、外の世界へのアクセスが良い。というより、外の世界に立地している大学なので、クラス棟を出たら、すぐ目の前にCDショップがあったりする。
大学の近辺で時間を潰す時は、ジョージタウンという町に歩いていく。車で行っても駐車場がない場所。
この辺りでは、有名なショップ通りなのだが、家賃が高いのか、店の入れ替わりが激しい。人がいないということもなく、常に人は歩いている、賑やかな通りでもあるのに、店は撤退する。それが、ジョージタウンの謎だった。
ジョージタウン大学という一流大学も立地しているのと、エクソシストの映画のロケでも使われた場所も、そのまま残っている、由緒ある場所である。
DCは、街の中というイメージがあるものの、緑は多い。ポトマック川が近くを流れており、ジョージタウンのレストランで食事をとるのは、ある意味、ルーティンの一つだったと言える。
GWU時代は、授業終わりにライブラリーに行くというルーティンは、まだなかった。その代わり、寮の地下が勉強部屋になっており、夜遅くまでそこで勉強していた。夏学期は、私達くらいしかいなかったので、夜中に勉強しに来るのもほぼ同期。
私が通うことになっていた大学は、GWUではなかったが、この夏学期の間につるんでいた仲間は、殆どがGWUへ入学する仲間だった。本校へ行ってからは、当時つるんでいた仲間で会うことも殆どなくなり、疎遠になってしまったのももったいない。