8. Is Matt there?(イズ・マッ・ゼェァ?)
「マットはいますか?」という表現。
友人や近しい関係の人からの電話の一言目にこの言葉がくる。
この電話を受けた時、その発音から「Is Matt there?」という意味を把握することが出来なかった。
「Is」は、Be動詞なため、発音する時の音量が雀の涙程。
そのため「マッ・ゼェァ?」しか聞こえていない。
この時点で最難関だが、慣れてくると「マッ」は、「Matt」を発音したもので、「t」の発音は常に「ッ」の発音の時の空気を切る感じの音で終わるため、現実的には聞こえないと思っていい。
聞こえないが1秒の空白が空く感じ。
例えば、元大統領の「クリントン大統領」。
スペルは「Clinton」。
この「t」は、発音しないが1秒の間を空ける発音になる。
聞こえ方は
「クリンッン」
同様に、「ワシントン」は、「Washington」と書くが「トン」の所に「t」があり、クリントンの時と同じように「t」の箇所は1秒の間が空く感じで、「ッ」が入っていることをイメージする。聞こえ方は
「ワシンッン」
となる。
さて、日本で学んだ、英語での電話の仕方を覚えているだろうか?
Hi, this is Kerry King speaking.
May I speak to Ozzy Osborne?
この表現は、企業のような場所では確かに正しいのだが、大学の寮やプライベートの環境で、お互いよく知っている仲の場合は、
「Is Oz there?」
だけでいいのだ。
恐らく、日本人の感覚からすると、非常に不躾なで失礼な言い方のように聞こえるかもしれないがそんなことはない。