私にとって「海」が考え事に向いてた話
みなさんこんにちは。
大学3年生の大杉です。
私、8/12~13で人生4回目のデジタルデトックス旅に出てきました。
これまでの様子も毎回noteに投稿しているので、そちらもぜひご覧ください。
今回たどり着いたのは、新潟県です。
正直、いくとは思っていませんでした。
これまでたまたまとはいえ富山・福井に行き、今回は中部・北陸の日本海沿いにはもういかないだろうと考えていたからです。
ただ、怠惰な私は家をなかなか出ることができず、元々なんとなく行こうとしていた東北側に行くとなると時間がなかったため、半分くらいやむを得ず、と言う形で新潟にしました。
ただ、今回の旅もおかげで(?)とても素敵なものになりました。
旅の目的
私が旅に出る時は大体、
・長期休み
・考えたいことがある時
・人目を気にせずのんびりしたい時
です。
今回もまさしくそれでした。
人目を気にせず、と言うのは、本当に知っている人の誰とも会わない、関わらない環境を作るということです。
そのためのデジタルデトックスであり、遠くへの旅なのです。
たまにはそうしないと色々考えすぎちゃうので、一旦離れるタイミングが私にとっては必要なのだと感じ、旅に出ます。
今回の考え事は、自分の未来についてでした。
結局自分が何をしたいのか、どうなりたいのかをはっきりさせたかったのです。
「海」が考え事にすごくいい
考え事をするためにまず向かったのは、新潟県の村上市というところでした。
とにかく海に行こうと思って、でも下調べもスマホで調べることもするつもりはなかったので、とりあえず海が近くてギリギリ歩いていける駅を探したところ、村上市の瀬波温泉のところにある海岸に辿り着きました。
そこで、自分が考え事をする時、毎回自然と海に向かっていることに気づきました。
初回の旅もそうだったのですが、どうやら私の中で考え事をする時には海がいいようです。
とはいえ、海なんて旅以外では中学の修学旅行で沖縄、小学生の時に岡山の海で海事研修をした時くらいで、全然行った覚えのない場所です。
思い入れもないのに、なぜ海に行ってしまうのか、海岸に着いたらまずはそこから考えてみました。
浮かんだ結論としては、
余計な情報が全てシャットアウトされる
からだということになりました。
私は山育ちで森とか川とかの自然にはよく行っていたのですが、まあ情報量が多いです。
虫の鳴き声、草の茂り、動物、近くにポツンとある一軒家、川のせせらぎなどなど、、、
私にとっては目移りしてしまうものばかりでした。
対して海だと、寄せて返す波が一定の心地よいリズムを刻んでいて、砂浜から前方にはだだっ広い海だけ。
たまに波の流れに目を奪われることはありますが、目に入る情報はそれくらいで、考え事やそのメモにすっごく没頭できるのです。
あとは、とにかく大きく眼前に広がる海を見て、自分がちっぽけなものに見えてくるというのも、考えをまとめ、決断することを後押ししている要因かもしれません。
余談:旅の裏目的
さてここからは余談です。
こうして毎回考え事を海でしている私ですが、まあ海に行くだけで終わるのも勿体無いと。
そこで毎回行くのは、地域のできるだけローカルな居酒屋です。
地域特有の日本酒などそこに行くからこそ楽しめることがしたいのと、そう言った場所でできるつながりがもしあれば、それも大切にしたいからです。
実際、富山に行ったときはお店の人やそこにいた常連さん、他のお客さんと話して富山の話やその人たちの人となりなど、たくさんのお話をしてもらいました。
私も設定としては旅人なので、話す人はみんな地元の魅力を語ってくれました。そういう話は楽しいし、次の日の朝や昼ご飯で何食べたらいいかも教えてくれるので一石二鳥です。
というわけで今回も、まずは村上市でご飯を食べてから新潟駅に戻ってお店を探していたのですが、まあ新潟駅周辺にはローカルっぽい居酒屋がないと。
まずいと思い、とにかく歩いていたのですがそこで道に迷いました。
スマホは最終手段なので使わず歩いていると、どこかもわからない商店街を抜けた先にポツリと唯一あかりの灯っているお店があり、そこに入りました。
そんなに詳しく話すつもりではないので簡単にですが、そこで素敵な出会いがありました。
店主と一人いたお客さんが知り合いだそうで、そこからそのお客さんの友達が来て4人で楽しくお話しさせていただきました。
そのうちの一人が私と同年代で、これまでの旅で歳の近い人と話したことがなかったので、すごく嬉しかったです。
でどうやらその人たちのネットワークが割と広いそうで、2件目に行った立ち飲み屋にもその人たちの知り合いが何人かいました。
そこまで市街地から離れてないどころか、2件目に関しては新潟駅のすぐ近くだったので改めてローカルなネットワークってすごいなあって思ったと同時に、素敵だなあと感じました。
次の日に行くべきおすすめのラーメン屋さんも教えてもらって、いくらか飲み代も出していただきました。本当に感謝です。
というわけで次の日はちゃんとそのラーメン屋に行って、教えてくれた人が働いている古着屋さんにもお邪魔して帰りました。
というわけで、どうせ行くならそこにいる人や地域のことを知る。
これも私の旅の目的です。
毎回下調べ0、なんなら行き先も決めずに家を飛び出す旅ですが、帰る頃には旅先のことが大好きになっています。
これからも定期的に、考え事がなくなっても(きっとなくなることはないですが)一人デトックス旅はやると思います。
毎度学びや楽しい経験がある旅、よかったら皆さんも行ってみてください。
今日はこの辺りで。読んでくださってありがとうございました。
それではまた!