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ピックルボールの魅力と楽しさを体験してきました!〜11/24@東京タワーレポ〜
みなさんこんにちは。
お久しぶりの大杉です。
ちょっと書いてるものが長くなりそうで気力が続かなそうだったので、休憩ってことで今日は短めにします。
さて、今日の議題は「ピックルボール」です。
みなさんはこの競技をご存知でしょうか?
と聞きはしたものの、おそらく知らない人の方が多いのではないかと思います。
先日、大学の先生の紹介で「ピックルボール」に初挑戦してきました。
感想としては、
めっっっっちゃ楽しかったです。
ということでまだ全く競技について触れていませんが、ここから改めてピックルボールとはどんな競技なのか、何が魅力なのかをお話ししていこうと思います。
ピックルボールとは?
競技概要
ピックルボールは、パドルとボールさえあればどこでもできる競技です。
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コートはバドミントンのコートと同サイズで、ネットの高さはテニスと同じくらいです。
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細かいルールはぜひ体験したり調べたりして確認してほしいのですが、最も大きな特徴は「ノンボレーゾーン」です。
このエリアではボレー、つまりノーバウンド返球ができないのです。
そのため、ネット付近からの強打が少なくなっています。
アメリカで大人気
そんなピックルボールは、アメリカで人気急上昇中なスポーツの一つです。
現在ではプレイしたことのある人はアメリカ国内で5000万人以上、競技人口は1000万人近くであると言われています。
競技のイメージを掴んでもらうためにも、ぜひ動画をご覧ください。
こちらはNBCニュースの一年前の記事です。
これだけでもわかる通り、かなり幅広い年齢層の方がプレイしています。
マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏もプレーしているそうです。
アメリカで広まった理由
アメリカで人気が急上昇している理由としては、コロナ禍での施設閉鎖がきっかけであると言われています。
屋外で開放的にできる
どこでもできる
大きなスペースを取らない
楽しい
テニスなどと比べて激しくない
これらの要素が合わさって大流行したと言われています。
他にも、前述したようにビル・ゲイツ氏など有名人やセレブが楽しんでいたことも、流行を加速させた要因です。
ピックルボールの魅力
そんなアメリカで大人気のピックルボール、一体どこに魅力があるのでしょう?
といっても先ほどアメリカで流行した理由を書いたときにかなり出ているのですが、改めて何個か列挙してみます。
特別な運動能力が必要なく、初心者でもすぐプレーできる(激しく動く必要がない)
道具があればどこでもできる(特段広いスペースを必要としない)
楽しい
家族や友人とのコミュニケーションツール
この辺りかなと思います。
ここから、それらを一つずつ詳しくみていこうと思います。
特別な運動能力が必要なく、初心者でもすぐプレーできる
これが、多世代に広く受け入れられている理由かなと思います。
ピックルボールは、テニスより走らず、バドミントンより強いショットが飛んで来ず、パドルで打つため卓球より打ち返しやすい競技です。
そのため、はじめは特別ずば抜けた能力がなくても気軽にできる競技ともいえます。
高齢の方でも子どもでも気軽に楽しめるのは、この特性があるからこそだと思います。
また、ルールのわかりやすさと易しさも競技参加を気軽にしている理由かなと思います。
ピックルボールのコートにある「キッチン」と呼ばれる部分は、先ほども説明した通りノーバウンド返球ができないゾーンになっています。ノーバウンドで返球できないということは、強い打球が打ちにくくなるということです。
強い打球が来ないルールであることで、ボールへの恐怖心を少なくして協議することができるようになっています。
道具があればどこでもできる
これもアメリカ各地に広まった理由の一つになります。
現地では、家の庭を使ってプレーしたり、テニスコートを活用したりとたくさんの場所で行われています。
それも、コートが広くないこと、特別な設備(ゴールなど)が必要ないことなど、準備の手軽さがあるからこそです。
実際に私が体験したのも東京タワーの6階にあるそこまで広くないスペースだし、日本では小学校の体育館やイベントスペースなどで行われています。
そういった意味での広まりやすさも魅力の一つです。
楽しい
これが一番です。
スポーツはプレーする人によって楽しさが変わります。
例えば子どもの楽しめるルールにすると大人には簡単すぎて楽しめなかったり、大人や熟練者にとって楽しいレベルのルールにすると子どもがついていけなかったり、男女共習による競技レベルや強度の調整の難しさもそれが原因になったりします。
対してピックルボールは、その楽しさの差分が少ないような気がします。
初めての人でもある程度打ち返せるようになるし、熟練者になるほど戦略の幅が広がっていくので、すべてのレベルで楽しさを見つけながらプレーできるようになります。
これが、誰にとっても楽しくプレーされている理由なのではないかと思います。
家族や友人とのコミュニケーションツール
私的に、魅力としてこれはかなり大きいと思います。
ピックルボールはその気軽さと手軽さゆえに、どこでも誰とでもプレーできます。
そのため、家族や友人とふらーっとコートに行って試合する、なんてこともできるわけです。
コロナ禍でさまざまなコミュニティが閉鎖的になった際、アメリカでピックルボールが流行して、心身双方の健康にもつながったといっている人もいます。
それは、開放的に周りの人と活動できて、繋がりとその楽しさを再認識できたからであると思います。
他にも、新たなコミュニティの創出としてもピックルボールを通して繋がりを作ることも一つの楽しみとなるのではないでしょうか。
実際に私も前回の体験会で大学生のピックルボールを実施している方々と繋がりを持つことができました。
全国大会なんかも定期的に開かれているので、ぜひ友人と参加してみてください。
誰もができるスポーツ
ピックルボールをやってみて、やはり一番大きいなと感じたのはこれです。
私自身、ゆるスポーツや幼児スポーツをたくさん経験して、関わってきた中で、「誰もができる」というのはスポーツにおいて非常に大きな要素であると感じています。
身体的な健康、つまり生涯スポーツとしてのあり方は非常に重要です。
それと同時に、精神的な健康のためのスポーツにもとても大きな意義があります。スポーツを楽しむ権利は誰にでもあり、それは例外なく全員にもたらされるべきです。
そんな時、「誰もが楽しめる」スポーツはスポーツ参加のモチベーションになるとても大きな存在になります。
私自身、まだたくさんのスポーツを経験しきったとはいえないので、これからももっともっとたくさんのスポーツに触れていきたいです。
11/29~12/1も東京タワーでやってます!
最後に重大なお知らせです。
最初にお話しした、私の参加した東京タワーでのピックルボールは11月末と12月1日もやってます!
ぜひこの記事をご覧になった方で興味を持った方がいれば行ってみてください!
感想もいただけるとすっごく嬉しいです!
それでは今日はこんなところで終わりにします。
今日もみてくださってありがとうございました!
参考文献
一般社団法人 日本ピックルボール協会
最終閲覧日:2024.11.28
Pickleball one
最終閲覧日:2024.11.28
画像引用:
東京新聞
最終閲覧日:2024.11.28
一般社団法人 日本ピックルボール協会