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ソムリエ10年後ってどうなる?
ワインが流行り出したのは1995年前後 ソムリエ世界チャンピオンが日本人だっ
たところからワインブームに火がつき日本中どこもかしこもワインブームであり
続けた!レストランブームであった。当時ブルータスという雑誌のワイン特集は
すぐに売り切れ状態でワインコラムに対する本は書店ではすぐに売れていた!
とにかく情報がインターネットでとれない時代なのでまずは書籍からの「知識」
だったのだ!! 葡萄の種類を自慢できるようなチャラい時代でもあった。
知らないことを教えてくるソムリエはまさに花形商売で飲食店やレストラン・ホ
テルはまさに資格・資格・バッチ!で嫌味でナルシスティックな人間でも一目置
かれたいたものだ。「勉強」が全て日本人の資質に合っていたのかもしれない。
そんな中!自分も今思えば恥ずかしいことはたくさんあった(汗)
今では信じられないが、メーカー別のボジョレーヌーボーの味の違いを説明しな
くてはならない。ソムリエがポエムチックに話すと「おー!」まさにワイン黄金
期!そんなのがすごかった❗️ホテルでボジョレーヌーボーが7000円ー10000
円の値段設定にも関わらずどかどか売れていた。今じゃボジョレーヌーボーなん
て頭が痛くなるワインの筆頭としてワイン好きでもグラス1杯程度しか飲まない
ものだ。有名シャトーも今と違いそれほど高いわけでもないが、いわゆる5大シャ
トーと言われるシャトーラフィット・ラトゥール・マルゴー・オーブリオン・
ムートンなどの仕入値は1万円前後だ。
ホテルでも2万円ー3万前後で飲めたのだから今のソムリエさんは可哀想なのかも
しれない。ない情報を顧客に教えるからある意味専門職だったものが資金力ある
お客の方がソムリエよりも詳しくなりすぎた。。またスマホで検索すれば相性の
いい料理まで教えてくれる時代に果たしてソムリエの価値はあるだろうか?
大きい意味で見ればあるが、日本の法律上1リットルにおいて35mlまで亜硫酸を
使う法律にワインを語る前にそんな毒飲ませて大丈夫?の時代だ。流石にオーガ
ニックが流行りだし健全なものを提供したい人も増えてはきたが市場は健全なも
のよりもまだ美味しいものを食べたい。。。さて自分が頑張って選び抜いたワイ
ンも顧客にとっては「味」が自分に合っているか?「ワイン作りのストーリー
性」だけに焦点が来ている。余計なものを入っていないワインを提供するソムリ
エが現状で2030年にはロボットソムリエになりそうだ。日本の資格試験の有効性
はあと10年以内だろうか>フランスでは資格試験のソムリエはあまり存在しなの
だ。調べてわからない価値が必要とされそうだ。
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