ホテルと介護は掛け合わせになる。
平均年齢47歳の日本のお客は大体50歳以上になる。現在はコロナ下のビジネスモデル。飛行機に乗らない!電車に乗らない!車移動が中心だ。コロナ以前の話にはなるが、インドネシアから介護実習生と言う形で来日していた女性の話で「日本は若い人があまりいないね」の言葉に「はっ」となったが確かに銀座など見渡してみても若い人はいない。場所的な部分もあるだろうが、考えても見れば平均年齢47歳の日本で働き手の中心は40歳前後と言う事になる。ひと昔前の飲食店での中心自分物は25−30歳だった事を考えると飲食店現場にはあまり若い人がいいないと見える、インドネシアの人口は3億人平均年齢27歳の国だ。それは若者たちで活況だ。お金がなくても勢いが違う、若者の好奇心は大きな購買力に繋がり大企業も投資している。とにかく物が動く景気が良くなる気がしてならない。そこに比べれ我が日本人は1800兆円もある個人資産の4分の3は60歳以上・・おのずと市場のターゲットが決まる。また国からはさらに60歳から20年で2000万は必要とメデイアで取り上げれば余計お金を使わなくなるのではないか?そもそも毎年身寄りのない年配者が亡くなり貯めていた資産の行き先がないまま国に返納される金額年約420億円・・歪な社会構造になっている。日本はデフレでGDP1倍換算の(要は成長してない)右肩上がりの仕事を作るのはかなりむずかい、できてもかなり厳しい目でみられる。今後は雇わない・雇われない個人会社のスタイルが主流になる。大企業は消費増税で余計なコストが上がり、行く末,社員はフリーランスになる。業務委託スタイルで「労働社員も経費扱いになる」稼働率が上がらないホテルなどでは補助労働力は消え社員のサービス残業は余儀なくされ質の高いサービスは考えづらいだろう。社員は疲れ切りそれでもお客にはいろいろ求められる。ましては今後時間が経つほどスマホや電子機器不慣れの方々が多くなり不慣れな人間をフォローする担当まで必要のホテルサービス事業になっていく。そこに費やす時間は今までの倍ほどのコストがかかると見なければならない、言わずと時間=コストである。コロナで強烈なパラダイムシフトが起き規模の大きいホテルはかなりインパクトの強い企画が求められだろう。大箱不遇の時代だ!そこへ行くとコンパクト旅館・オーベルジュは今追い風と言えるだろう。主流は客室5部屋以下の宿泊施設である。行き届いた部屋数に全てに目を配れる。首都圏は文化は育つが心は育たない思考が停止しやすい環境だ。だから皆緑や自然を求める。ほんの40年前までインターネットやスマホなどは無かった。それでも充実していた世代は多い。首都圏集中型、国家日本だが少し離れれば素晴らしい場所がまだまだある。外国人に乗っ取られる前に田舎暮らし。田舎オーベルジュにチャレンジしてもいい年代が50歳代からであろう。セミリタイアした人、会社から早期退職した人はぜひこのオーベルジュ・旅館ビジネスを視野に入れてみてはどうだろうか?
次回ー環境による違いで味が変わる?