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未来を描く「一枚の想い出チャート」

マンダラエンディングノートファシリテータ札幌大会で、マンダラチャートを使って未来を描く「一枚の想い出チャート」(仮称)を紹介することができました。

マンダラエンデイングノートというのは、マンダラチャートを使って頭の中にある考えや思いを言葉として書き出す。そのことによって漠然とした思考が整理され、終活や未来のなりたい姿が浮かび上がってくるものです。
私は、そのノートのファシリテーター養成講師もしています。

自分史の先輩の作った一枚の自分史を基礎にアレンジしたものをマンダラチャートを使ってフレームワークにして、「100人と書く一枚の自分史」を書いていただいています。もうすぐ100人に手が届きます。書いてもらううちにできた進化形がこの「一枚の想い出チャート」です。
今年のマンダラチャートフェスティバルに出品して表彰もしていただきましたので、マンダラエンデイングノートのお仲間にワークでお披露目をしました。

どこからきて、今どこにいて、どこに向かうのか、自分探しという点で同じであることという自分史とエンデイングノートとの親和性。同じ様式(マンダラチャート)を使うので、「一枚の想い出チャート」が書きやすいこと。
エンデイングノートに至る入口に自分史がなること、自分史に至る入り口がエンデイングノートがなることをお伝えして、入口を増やしていくことを提案しました。

今回は手法より、思いをまずは伝えたかった。だから、プレゼン資料は用意はしなかった。まずはやってもらった。そしてシェアしてもらった。
ファシリテーターの皆さんが、ワークを通じてお顔が変わっていく。普段から、自分探しをし、思いを引き出すことをやっている人たちだからこその盛り上がりがありました。
「凄いいいものに出会っちゃった気がする」「場が温まった」「今、私はここに向き合いたかったんだ」「シェアすることによってさらに自分も話せた」「遠い過去に求めていたものが今あることに気がついた」などを、リアルでシェアすることの大切さを、リアルにシェアできることの楽しさを味わっていただきました。楽しそうにシェアする表情が今も目に浮かびます。
人とは面倒くさいもの。どれだけ便利でオンラインが発達しても、やっぱりリアルがいいのだから。だから、きっといつかは一瞬で移動できるようになるのだろう。そしてリアルでワークできる日も来るのだろうなとぼんやり考えています。

久しぶりにリアルで大人数でのワークにテンションが上がったこともありますが、私には使命感のようなものがありました。思いばかりが先行していました。あまりにも届けたい思いが伝わって熱かったと言われました。そりゃそうです。
大きなあたたかな確かなものを見せてくださった方が、旅立つ前日に永眠されました。その方が愛した自分史を広げたい。それがあったから。ピンポイントでそれをできる機会となりました。
一枚の自分史の置き場を作っておくことも含めて、できることをこれからも続けていきたいと思います。

ムッシュへ
頑張っている姿が届いたでしょうか。ムッシュの愛した自分史をまた少し広げることができました。私の命がある限り書き続けたい、書かれる方のお手伝いをしたい。最期まで見せてくださったものを宝物として、もう少しこの身を使っていきたいと思います。
ありがとうございます。
本当はやはりリアルにお伝えしたかったのですが・・・。






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