しつもん映画会:TOVE/トーベ
若き友人と忘れないうちにと
同じ映画を観たので、しつもん映画会をしてみました。
ネタバレしない範囲で、記録しておきます。
TOVE/トーべ・・・「ムーミントロール」の誕生秘話
トーベは父親のコントロールにこころをこじらせた。
そして、ムーミンに自分を投影した。
影絵のシーン、葛藤のある映画だなと思う。
好きな場面というか印象的な場面が
アトスとの朝の別れのシーン。辛すぎる。
あ~、この人がスナフキンのモデルなんだな~。
トーベをずっと見守っていた。
孤独が胸に迫る。
ビビカの最後の追想のワードも
「彼女の愛は眩しかった」が心に残る。
何かを得ようとしたら、何かを手放さないといけない。
その何かとは自由なのだ。人とは哀しい。
卒業して、友人たちがそれぞれの道を歩み始めたとき
遠くに感じたことが蘇った。
ムーミンの登場人物、背景を理解するために観たらいい映画でした。
今日の魔法のしつもんは
Q:自分にとって当たり前と思い込んでいることは何ですか?
Q:あなたにとってのスナフキンのような存在は誰ですか?(架空の人でもOKです)
ムーミンの本をきちんと読んでみたくなりますよ。
全体の感想だけ書いておきます。
やっぱり、劇場で映画を観られることが一番でした。
読んでから観るか?観てから読むか?
あなたはどちらですか?
私は翻訳本を読むのが苦手。
だから洋画で見たいものがあれば
月に2回ぐらいは観に行きたいと思っています。
解説
「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生をつづったドラマ。日本をはじめ各国で愛されるキャラクターのムーミンたちがいかに生み出され、成長していったか、そしてトーベ・ヤンソン自身の人生のあり方や創作への情熱を描いていく。1944年のヘルシンキ。戦時中、防空壕の中でおびえる子どもたちに語った物語からムーミンの世界を作ったトーベ・ヤンソンは、爆風で窓が吹き飛んだアトリエで暮らしを始める。彫刻家の厳格な父の教えとは相反する型破りな彼女の生活。そして、自分の表現と美術界の潮流とのズレが生じていることへの葛藤、めまぐるしいパーティや恋愛を経て、トーベとムーミンは成長していく。そして、トーベは舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い、互いに惹かれ合っていく。
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