一枚の自分史:出版大作戦でサードライフが走り出した。
2018年(平成30年)11月、令和前年のこと
所属している協会の大会という目的で上京に合わせて
埼玉県の小川町にある国立女性会館ヌェックでの出版作戦合宿しました。
自撮りで撮ったのはにわきみこさん、はにたんと私。
出版大作戦合宿は、プロの編集者でライターさんで
実際に本も4冊出版しているはにわきみこさんの出版応援講座
モニター参加を無理にお願いして
前倒しで合宿で開催していただきました。
美味しい食事をいただきながら、露天風呂に入りながら
編集者からインタビューを受ける。
夜っぴて語って語って、あれやこれやで話はつきません。
プロのお話を伺っているだけでどんどん気付いていく。明らかになっていく。
贅沢この上なしです。
秋の深まりつつある武蔵嵐山にある国立女性教育会館は
少し辺鄙なところですが
合宿セミナーならリーズナブルだし、最高に素敵な場所でした。
ここ数年、そろそろ自分にしかできないことをしないと
タイムオーバーしそうだと感じている。
学生への支援に気持ちも時間も費やしている現状では難しい。
ついに機は熟した。だが、どうやったらいいのか分からない。
手をつけられないままに1年が過ぎました。
いつまでたっても手渡しは進まず。
したいこともできないずっと暗中にいました。
救世主は身近にいるのは分かっている。コンタクトも十分にできている。
それなのに、プロだしと遠慮していた。
未知の世界に向かう足が引けていたのが
はにたんに東京に来た時に出版のための合宿しようよと
呼びかけられて実現します。
企画会議では前段階の準備はできていたので
プロの編集者のワザのおかげでゴール設定まで一気に進みました。
ホワイトボードには叶えたい3つのテーマが掲げられている。
何を電子出版するか?学生へ➞設計図から目次完成!の文字が躍る。
父と戦争の物語は設計図はできている。
3番目の母との約束の「しつもんキッズマナー絵本とテキスト本」は
隠れてるところをみると、どうも、これはずっと後の課題らしい。
はにたんは丁寧に自分事のように導いてくれるけれど
決して甘やかしてはくれませんでした。
助言はくれても、実際に真っ赤に赤を入れてくれたのは前書きの2校まででした。
後は自分のチカラでできるまで待ってくれるだけです。
待ってはくれますが、手は出しません。
それがよかったのは、そのあとは自分でやれる。
そのことが、たくさんの可能性を生み出しました。
もともと、就職面接支援の講座や相談業務での学生へのフィードバックを
一人にではなく、他の学生たちにも伝えたい。
就活だけではなく、働いてから必要になることをブログで書き溜めていた。
それをまとめて電子出版して置いておいたら
いつでも、必要な時に、必要な人に受け取ってもらえる。
学生たちはいろいろ分からないことだらけ。一生懸命食いついてくる。
質問に答え続けてきたことを書けばいい。
その答えを引き出すためにしてきた質問を書けばいい。
あっという間にまとまりました。
その後、合宿第二弾、クリエイティブ合宿も経て、
ずっとずっと温めてきたテーマがプロの伴走でやっとやっと走り始めます。
「就職活動は成長のチャンス!仕事と人生を考える質問面接対策講座」150ページ
2019年3月28日にキンドルから電子書籍として販売を開始しました。
これまで、培ってきた大切なものを手放すのではなくて手渡していく。
これまで大切に培ってきたものを手渡していける。
誰かの援けがあるからできたことでした。有り難いことです。
私の人生は出版によって変わりました。
昨年の3月に電子出版してからは
それまではやりたくてもできなかったことを
今はどんどんやり続けています。
月3回主催しているしつもん読書会はもう道楽と言って憚らない。
読書会で質問し続けたことで、変容には拍車がかかります。
結果、出版に繋がったのです。
読書サークルというコミュニティを得て
同人誌「ツナグ」は5号まで電子出版。
思いもしなかった「短歌集さくら追い」に始まって
インスタ短歌365日から
毎月、まとめてキンドルから出版。
4月から始まって8月で5冊になりました。
これは、まさに私の40代から現在に至る半生の自分史に他なりません。
毎日が楽しく充実しています。
そして、まだまだ変わりそうです。
100人と書く一枚の自分史プロジェクトも走り出しました。
10月には「100人と書く一枚の自分史マガジン」1号も出す予定です。
やりたいことが多くて、相変わらず忙しい毎日ですが
あれから、私は最高の日々を過ごしています。