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こんにちはロイヤルイケダです!

今日は結婚式の「お金」事情について書きたいと思います。そもそも結婚式ってなんであんなに高いの?って思ったことあるでしょう。一般的な挙式・披露宴だと300万~500万くらいではないでしょうか。ロイヤルの中堅式場の平均の婚礼費用は380万円前後でした。都内のアッパー層向けゲストハウスだと500万オーバーとか当たり前で、ハイクラスのホテルは1000万とかの挙式・披露宴なんてのもあることでしょう。当然、安く挙げる方法はいくらでもありますし、式場や内容によって大きく費用は変わってくるので一概には言えませんが。。。

ズバリ、結婚式がなぜ「お金」がかかるのか?高額なのか?

これは式場の経営上「高額に設定せざる得ない」からです!

それではそのロジックを説明していきます。私は支配人でしたのでもちろん式場の運営・経営する上で会社がしっかりと利益を残すことを目的に事業計画を作成し年間の目標施行組数や単価、原価率・経費まですべて細かく見ていました。あんまり数字の堅苦しい話はめんどくさいのでしませんが私の式場でざっくりとした1件当たりの婚礼費用の原価率は45%前後でした。引き出物や料理・演出やドレスなどアイテムによって原価率は違いますが平均すると約半分がざっくり粗利益となります。しかし、これが単純に儲けにはならないのです。運営する上での経費がさらに掛かっているからです。

やはり結婚式場って素敵な場所でいかにもお金がかかっていそうですよね。その建物の減価償却費用や式場のスタッフの給料、水道光熱費から維持管理費、そして莫大な広告宣伝費がかかるのです。TVCMやブライダル専門誌、広告やチラシ、HPの運営などの広告宣伝費がハンパなくかかります。新郎新婦に来館してもらう為には重要な経費なのです。何気ないものにもすべてお金がかかっています。新郎新婦が来館したらステキなカップで無料でコーヒーが出できたり、トイレには無料で使えるアメニティグッズがあったり、分厚いパンフレットから来館プレゼントにいたるまでお金・お金・お金がかかっていますもんね~。

というわけで結婚式の価格設定って高額にならざる得ないんですわ~。。。

こんなにお金をとってボロ儲け商売だ!なんて思われている業界かもしれませんが案外儲からない業界なんですよね。

これから結婚式をしたい!新郎新婦のためにこの大前提を踏まえた上で少しでも見積もり・費用を抑える方法も今後書いていきます。

でも、コロナショックでお金の価値観も変わったり、結婚式をお金をかけて挙げる意味合いも変わってきたのは事実です。特に冠婚葬祭って昔からあぐらをかいていた業種だったのかも。そう考えると今の若い世代は結婚にお金をかけたくないっていうのはごく自然な流れでしょう。

でも、結婚っていいよねってのは変わらないし、変えられない。

また、質問や聞きたいことがあればコメントしていただけると記事にしていきますのでよろしきお願いします。


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