オナ禁記 771日目　ポ○ノはジャンクフード

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オナ禁：771日目
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空腹

　どこで読んだか忘れたが、人間は軽度の空腹状態にあると集中力が向上するらしい。原始の時代では空腹は「狩りの必要性」を意味したからだ。

オナ禁は自分自身を性的に空腹にさせる行為と言えるだろう。そして、それは別の意味での「狩りの必要性」を生じさせる。僕はこれが、所謂「オナ禁モテ効果」の本質だと思っている。
　
毎日何時間もポ○ノを視聴し、何回も果てている状態では当然実際の女性にアプローチする気力・やる気が残っているはずもない。常に目先の快楽に囚われている全てにおいてだらしのない男に女性は惹かれない。この簡単な理論を理解するのに僕は何年も要した。

ポ○ノはジャンクフードに似ていると思う。身体に悪いとわかっていても時々食べたくなるし、健康的な食事には無い味がある。食べればお腹は満たされるが、身体が本当に必要としている栄養素は得られない所か、化学物質をたらふく含んでいるので健康によく無い。

ちょうどポテチなど不健康なものを食べた後になんだか嫌な気分になるように、ポ○ノで写生した後は、セッ○スで写生した時とは違う変な気分になる。孤独感、羞恥心、落胆、などなど。

これらの「変な気分」は短期的な快楽を消費した時に感じがちだ。それは、本来は得るのがとても難しい快楽を簡単に得ることの代償なのだろう。

僕たちの身体はとてもうまく出来ている。