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オナ禁1123日目

最近江口禁の調子が良い。ここ3週間ほどクリーンに過ごせている。リアルの性生活は全くなく最後にセクロスをしたのは3ヶ月ほど前か。

けれども欲求不満という感じにはなってなく、普通に生活している。むしろナンパに明け暮れていた時より穏やかに生活できていて、性以外の面がすごく充実している。

先日イーロンマスクが「多くの人が性に多くの時間と思考をセクシュアルなことに費やしている。本当に馬鹿げている。 そしてそれには目的がない。大脳辺縁系を幸せにするだけで。」

と発言しているのを Youtubeで見た。

本当にその通りだなと思った。面白いのが、性に明け暮れているときはそれが世界で一番大切なことのように思えてくることだ。

思考が性欲を掻き立てる


その発言が僕に響いたのは、それが最近僕が気づいたことだからだと思う。今も相変わらず瞑想を続けていて、日常生活において「妄想を止める」ということを意識して生活している。「妄想」というのは何も性に関わることではなく「今現実に起こっていないこと」を考えることだ。

日常的に自分の思考を観察する生活を続けて気づいたのが「性欲」というのは思考が作り出すものだということだ。

むらむらっときて、「あむらむらしているな」と気づいて他のことを考えると、しばらくしたら性欲というものは消えている。

反対に「性欲が生まれてしまった!消さなければ」とか「いや、そもそもなんでこんな快楽を拒否する必要があるのか?」などと哲学・倫理的な話をし始めるのならば、性欲から逃れることはできない。

性欲が生まれたら、智慧を使ってそれから逃れることを仏陀は推奨している。

(愛欲の)流れは至るところに流れる。(欲情の)蔓草は芽を生じつつある*。その蔓草が生じたのを見たならば、知慧によってその根を断ち切れ。

『真理の言葉・感嘆の言葉』
中村元

オナ禁を何年も続けて、やっとこのことに気がついた。
そしてこれからも気付き続けていたい。

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