リゾートへ行ったつもりの極私的プレイリスト
私:どうせ皆、恋人と旅行に行ったり家族で帰省したり夏フェス行ったりしてさぞ充実した夏休みを過ごされるに違いない。
こちとら別段夏の予定があるわけじゃなし、いつでもいいんだよ。
うっかりバァちゃんちに遊びに行って野良仕事を手伝わされたり、村の盆踊りで大酒かっ喰らったり、友人が思いつきで始めたキッチンカーのサクラにかり出されたりするのが関の山だ…
総務の祥瑞さん:聞いてて切なくなるひとり言だねぇ。
私:あわわ…また心の声をそのまま口に出してしまった。
すみません、今日中に希望日をイントラにあげておきます。
私:とはいえ自分が就労している間にどいつもこいつも遊び呆けてるかと思うと口惜しい。
せめて夏らしいリゾート地にいるような心持ちにしてくれる曲はないものか…
♪ ”Agua” by Lapa Dula
私:ノスタルジーあふれる地中海ムードがいいなぁ。
さすがナポリのEARLY SOUNDSレーベル、バレアリック!
海辺でさざ波の音とともに流れてきたらたまらないね。
♪ ”Brazilian Rhyme” by Lance Ferguson
私:ご存じEarth, Wind & Fireの名曲を、メルボルン出身のLance Fergusonさんがリメイクしたコレも気持ちいい。
なんせ原曲はアルバムの中のインタールードって感じで短すぎだもんな。
♪ ”Bella Menina” by Lord Funk & DJ Moar
私:ブラジリアン・ブギー名曲のリメイクといえば、コレもリゾート気分最高。
現在はパリに拠点を置く重鎮、Dalmasso Romainさんならではだね。
Altay Velosoさんの素晴らしい原曲も並べて聴きたくなるよ。
♪ ”Débora” by Altay Veloso
♪ ”Seeing Is Believing” by Paulinho da Costa
私:もう一丁ブラジリアン・メロウ・グルーヴいってみよう。
リオ・デ・ジャネイロ出身の名パーカッショニストの爽やかなリズムに、Bill Champlinさんの歌がマッチしてるね。
♪ ”Hello, Summer” by Pat Van Dyke
私:「ハロー、サマー」なんて泣かせるタイトルだよ。
ニュージャージーの奇才と一部で呼ばれるだけのことはあるよね。
芝生・木漏れ日・スプリンクラー・ハンモック…
♪ ”The Last Paradise” by 細野晴臣
私:1978年発表ってことは、いわゆる「トロピカル三部作」からYMOへの移行期にあたるね。
全編ヴィブラートがかかったシンセの音色で、夢の中の島へ飛んで行くようだ…
♪ ”Hawaii” by Public Image Ltd
私:ちょっと気分を変えて、一風変わったハワイ賛歌。
あの往年の悪童がハワイって…と思ったけど、長年アルツハイマー病を患っていた奥さんとの想い出をこめたラヴ・ソングと聞いて胸に迫るものがある。
残念ながらこの春、奥さんは亡くなってしまったんだね…
Rest in Peace Nora Forster.
私:どれもこれもイイ曲ばっかだよ(個人の感想です)。
これでさみしい夏を乗り切りたいものだ…
ん?烏城君からLINEが来てる。
おぉ!Jon Sa Trinxaさんの日本ツアー、一緒に追っかけないかだって!
行く行く!行かいでか!
去年見た映画「太陽と踊らせて」もすごく良いドキュメンタリーだったな。
よーし、それまで動画を見て(仕事もしないで)イビサ気分を盛り上げとくぞー!
さて、私は今回のJon Sa Trinxaさんの日本ツアー、どこからどこまで追いかけることができたでしょうか?
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