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ダイナになりたい

ウルトラマンダイナになりたい

僕が語ったとされる将来の夢で最も古い記録によると、僕はウルトラマンダイナになりたかったらしい。つるの剛士が再ブレイクを果たして頻繁にテレビに出るようになった頃散々両親に蒸し返され馬鹿にされた[1]。別に中の人になりたかったわけじゃねえよ。

結局巨人化の夢は叶わなかったけれど、タイマーには追われる日々を過ごしている。忙しない免疫染色、合間を縫ってやる後輩の指導、迫り来る書き物の締め切り等々。どうせなら僕の敵も週一で現れてくれると楽なんですけど。こんな散発的に来られても放送が間に合いませんよ。

ウルトラマンガイアはすごい

ところでウルトラマンの主題歌にはけっこう良い曲が多くて、今でも時々思い出しては聴いているやつがある。特に気に入っているのはウルトラマンガイアの「ウルトラマンガイア!」という曲。分かりやすくていいね。何が良いってとにかくサビがいい。「ギリギリまで がんばって ギリギリまで ふんばって」という歌詞 [2]。この歌詞に何度助けられたことだろう。渋滞に嵌った車の中で便意に耐える時、見晴らしのいい山の尾根で便意に耐える時、実験中両手に滅菌グローブをはめた後で襲い来る便意に耐える時… そんなとき脳内を駆け巡るのはいつもこの曲だった。大体この曲がかかるときは便意80%超に到達している段階なので大抵の場合もう末期である。それでもウルトラマンガイアは僕の肛門括約筋に力をくれる。唯一の味方として果敢に抵抗を続ける随意筋に寄り添ってくれるのは、正露丸でもストッパでもなく幼い日々を共にした思い出の一曲なのである。ちなみにこの話の後でガイアのOP映像見ると、ガイアが着地と同時に物凄い勢いで排便しているようにしか見えなくなるから本当に申し訳ない。申し訳なさ過ぎてリンクは貼れません。

ウルトラマンR/Bはずるい

実は平成シリーズ初期だけでなく最近のウルトラマン事情もそこそこチェックしていて、ちょっと前にやっていたウルトラマンR/B(ルーブ)というウルトラマンはなんと兄弟でそれぞれ変身するツーマンセル・ウルトラマンだった[3]。そんなんありかよという感じだがわりとすぐ合体して1人になってた。第1話でいきなり2対1の構図で怪獣をボコし始めた時はちょっと怪獣が不憫だった。R/Bの主題歌はかのオーイシマサヨシが担当していて普通にカッコいい曲。普通の曲なのにサビの終わりに突然ウルトラマンの名前叫び出すからびっくりする。小学校の校歌かよ。曲中では「決して明日を諦めない」とか言うんだけど、徹夜したときに延々聞いてたせいで僕の中では絶起防止応援ソングになっている。なんかガイアに限らずウルトラマンの曲って諦めない系多いよね。君らそんなに追い詰められてないじゃん。週一の癖してよ。


ウルトラマンタイガは全然見てないからなんも知らない。ごめん。タロウの息子なんだって?なんかナルトといい保護者世代ウケを意識しすぎじゃないかな。

あ、そうか。俺らってもう保護者世代なんだね。

悪いけどまだウルトラマンダイナを追いかけるので忙しいよ。


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[1] つるの剛士氏はウルトラマンダイナに変身するアスカ・シン役だった。”アスカ・シン”て。なんかガンダムにいそう。

[2] ちなみにサビの歌詞はこのあと「ピンチの ピンチの ピンチの連続」と続く。腹を下しながら作詞したとしか思えない。

[3] それぞれ青と赤のウルトラマンになるんだけど、変身後のビジュアルを見たとき「ティガじゃん!」て思った。タイプチェンジして色が変わるウルトラマンの走りだったわけだし、やっぱ平成ウルトラシリーズ1作目のティガは意識してんのかな。と思って調べたらどうやら作中で絡みあるらしい。最初の2話しか見てないからよく分からない。しかしウルトラマン関係のWikiページはマジですごいな、重厚。


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Gronbitter
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