![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60545900/rectangle_large_type_2_fde3e6ac7a8041b8a3b45062fd7b3803.jpg?width=1200)
逆にLoL用語全開でポケモンユナイトを例えまくる
ポケモンユナイトにこのたび目出度くガレンが追加されました。
序文
超OPのガレンが追加されたことでポケモンユナイトのメタはぐっちゃぐちゃ!
こんなときはまともにプレイするのではなく文章を書いてほとぼりが冷めるまで待とう!
ということで趣味全開、LoLのチャンピオンにひたすら例えまくりながらポケモンを紹介していきます。これ自分以外に読める人いるのか?
例によって「書くこと」が目的で他人に読んでもらおうとは1ミリも思ってないぞ!
環境を定義するタンクたち
カメックス
ぶっ壊れ最新追加キャラ。
初見ではノックバック2つを持ったピールに秀でたタンクのようにも見えたのだが、CCじゃないほうのスキルが自分がCC無効となり回転しながら周囲にAoEでダメージを出すというどう見てもガレンです。本当にありがとうございました。
これで済めばまだ良かったのだが、分類がタンクな上にアイテム購入の概念がないためどうあがいてもフルタンク並みの硬さに成長する上にダメージもえげつない痛さで全く手に負えない。
更にウルトが馬鹿みたいに範囲が広くダメージ出力の高い自分中心のAoEノックアップという頭の悪さで、質の悪いことに野生ポケモンにも普通にダメージが入るため高級スマイトとしても最上級の使い勝手。
結果としてジャングルガレン(カメックス)爆誕。お互いにどれだけ早く相手のカメックスより先に自軍のカメックスを育てるかという身もふたもないゲームとなってしまった。
個人的には上レーンに一人残ってスプリットする戦略は無しではない、とカメックス追加前までは思っていたが、ゲームがカメックスをどっちが先に育成できるかゲームと化したことでカジリガメの重要度が激増。今やるやつは勝つ気がないと見なせるレベルであると確信できる。すいませんキャラ追加で戦略の幅が逆に狭まったんですけど!
カビゴン
7秒に1発マルファイトのウルトが打てる化け物タンクで、カメックス追加前の環境を定義していたのがこいつ。
コイツの存在によってとにかくダイブ構成が強すぎるため、ダイブに適正のないメイジやADCはまず存在を否定されていた。というか逆に打ち上げられて見事に空の花火と化して消える運命である。
これだけの性能をもってしてもカメックスに席を譲りがちなのはプクリンがメインタンクの役割を担うことが多いためである。
とはいえ弱いわけではなく、相対的に硬さからカメックス耐性があるのでいっそ3タンク構成にしても今は十分強い。
世は正に体の強い奴が大正義の時代である。
プクリン
本作のCC「眠り」は殴っても起きないのでほぼスタンだが、それを周囲全体にばら撒きながら高速で走ってくる恐怖のタンク。
だいたいアムムとかラムスみたいな感じだが、自前のブリンクスキルを持たない代わりにパッシブが「敵が自分を殴るとCCがかかる」という狂ったものであるためその辺の草むらから走りこむだけでエンゲージが成立する場合が多い。そもそもマップ狭いしね。
アプデ前はサポート並みの体の弱さだったのだが、アプデによってメインタンクに比肩する硬さを手に入れてしまったため一気に最高Tierまで上り詰めた。
アイテム購入の概念がないため毎試合すさまじい硬さのタンクと付き合う羽目になるが、そういうゲームだと割り切るしかない。
イワパレス
CC無効の高速で走り回るスキルと地形生成スキルを取捨選択するタンキーファイターで、オラフかトランドルになれるキャラ。
と思われていたのだが本作のタワー破壊は「タワーを直接攻撃しつづけて破壊」ではなく「周囲のポケモンを狩っていると『タワー破壊ポイント』が溜まっていきそれを一定値タワーにぶつけると破壊」というもののためタワーを殴り続ける必要どころか対面にタイマンで勝つ必要すらなく、通常スキルでCC無効のMS上昇を持てるイワパレスは事実上負けない(捕まらない)スプリットプッシャーと化したのだった。
一瞬タワーに接近してゴールして逃げていくだけでスプリットプッシュが成立してしまうので、チーム内で対処セオリーを共有しなくては到底手におえないのだが、やる分には単独行動するだけなのでお手軽。
こんなのが蔓延っていてはまともなゲームは望めないと思うので、ゴールを成立させるアイテムにナーフが必要だと感じているが、今のところ音沙汰はなし。公式大会までに動きはあるのだろうか・・・?
ヤドラン
ゆるゆる被膜の硬さをパッシブで持ち、方向指定スネアと対象指定サプレッションとノックアップつきブリンクを併せ持つ無茶苦茶なポケモン。
一言でいうならタムケンチモルガナマルザハール。なんだこの化け物は。
とはいえメインスキルはノックアップつきブリンクなのだが、これがLv11まであまり強くないので序盤から終盤まで隙無く強すぎる今のタンク勢には若干押され気味。Lv11からはメインタンクの風格漂うが他のタンクより経験値が必要という点で若干メタには合っていない感。
しかしCC無効を貫通するサプレッションを持つ今のところ唯一無二の存在であるため、対策として名前が挙がる可能性はあると思う。
ファイター
ルカリオ
イレリアかカタリナ的な機動力のあるファイター・アサシン。とにかくブリンクが多彩で捕まらず、火力も非常に高くそれでいて体の強さもあると非の打ち所がない。
このゲームにしては若干むずかしいのと射程がない以外に弱いところは存在せず、環境を定義する一体。
文章が短くなってしまったが貶す部分が無いのでしょうがない。このゲームでOTPしたいならまずこいつを買っとけば間違いなさそう。
カイリキー
スーパーシンジドとでも言うべきか。毒を撒いたりはしないので使用感はシンジドとはだいぶ違うのだが爆速CC無効で走ってきて巴投げでキャッチしてくるという後衛泣かせの一体。
現状は非常にアーリーに寄ったメタのため、単体キャリーというよりキャッチ要員であるこいつを育てるスペースが無いのが惜しいところ。育てば強いんだけどカイリキーになるまで長いのがネック。
ガブリアス
AAするたびAAが加速するというパッシブからしてほぼジャックス。完成すれば最強というところもジャックスみを感じる。
問題はジャックスをはるかに上回るほどの完成の遅さで、確かにタイマンは完成すれば最強とは言ったが3分でバロン戦が始まるに等しい現状では試合開始から3分で戦える状況になっていないこいつは運用不可能のレベルである。せめてカジリガメの重要度がもう少し下がればなんとかなりそうだがカメックス追加によって逆に増したのでどうしようもない。
リザードン
ウルトで空中に飛びあがりすべての壁を無視する、射程の短いレンジド。短いので事実上ファイター分類。
地形無視に加えて移動速度も上昇し、高い火力のAAを連打しながらひたすら張り付いてくるため追撃力に関しては最強。発動時間も長い。使用感はともかく、コンセプトとしてはなんとなくマスターイーあたりのイメージなのだろうか?
ウルト発動状態では文句のつけようがないが、未所持状態では存在感がないどころかおやつとして手軽につまめるキャラであり序盤から終盤まで苦しい時間が長く続く。相手はヒトカゲと見るや否や嬉々として粘着してくるのでひたすら土下座しながら細々と過ごすしかない。
似たコンセプトのウッウはむしろ序盤最強クラスなので評価としてはそのあたりが明暗を分けたか。
ゼラオラ
公式分類はスピード(アサシン)タイプとあるが、豊富なサステインにより他のアサシンとは一線を画する硬さをもつアサシン・ファイターというのが実際のところ。
雷撃なところとAOECCとブリンク持ちということでウルトを通常スキルに落とし込んだケネンって感じ。射程は短い。
それならウルトは何だというと超高火力の対象指定nuke(一応AOE)なのでスキルが小規模になったぶん少数戦にパワーを振り切っており、ウルトを持っている状態では完成したガブリアス以外にはまず殴り負けない。なおかつウルトの回転もよく、とりあえずパナすだけで集団戦でもある程度の仕事はできるだろう。総合的に強力な一体。
ウルトは強力なぶん習得がLv10と3分では絶対に習得できないので、アサシンのわりにジャングラー適正はさほど高いわけではない。レーンに出よう。
アサシン
アブソル
弧状の軌道を描くスキルに豊富なブリンクと見るからにダイアナを意識していると思われるポケモン。
タイマンではかなり怪しいバーストが出ているので一見するとバランス取れているか怪しく見えるのだが、今のところ3分でレーニングが終了するゲームなのでタイマンの機会は非常に少なく、パッと見のキャラパワーほどゲームを動かせる性能ではない。積極的にカウンタージャングルを狙うなど、無理やりタイマンの機会を作り出していきたい。
ファイアロー
対象指定不可になれる移動スキルを豊富に持つ。あえて例えるならフィズか?正直似てないが。
ウルトで滅茶苦茶なinsecが狙えるがあまりにも移動距離が長すぎるので扱いは難しい。
アサシンとしてはアブソルとどっこいどっこいの評価でメタには合ってない・・・
ゲンガー
ハイパーレイトキャリーのブリンク連打高火力APアサシンということでカサディンである。
ちょっと前まではタンクを溶かしきる火力を持っていたのだがもともとウルトが弱いのとナーフの影響もあってカメックスと殴り合うと返り討ち。以前ほどのパワーは感じられないが、柔らかい相手を逃がさず狩りきる力はまだ残っている。
明らかにソロQ用ではなくなったので、うまく育てられるフルパで使おう。
メイジ
ピカチュウ
範囲指定もしくは対象指定の遠距離CC役。
序盤から火力も出て遠距離CCもある非常に便利なキャラだがAAが射程こそ長いものの貧弱で、DPSに欠けるのが体の強いやつ大正義時代において逆風気味。全体的に火力耐久落ちてからが勝負かな。
アローラキュウコン
遠距離CCに加えて強化AAを連打できるためピカチュウよりDPSも出る。難しい要素を一切排したアニビアとでもいう感じ?氷属性つながりもあるし。
序盤の強さから息切れしづらく終盤まで繋げやすい、メイジを使うならまずコイツと言うべきポケモン。
ウルトの素直な自分中心範囲nukeもアイテムにより厚いバリア付与手段を兼ねることができてたいへん使い勝手がよい。メイジのなかでは一押し。
サーナイト
ハイパーレイトキャリーの一体で、そいつらが「3分で完成しないから弱い」という扱いであるという例に漏れずサーナイトもきつい。
遠距離に居ながらにしてAOEのバーストとDPSを併せ持ち、遠距離CCもそなえ、更にウルトはショックウェーブであり見るからに集団戦を決定づけるだけの強さはある・・・のだが最初に集団戦が起きるまでに絶対間に合わない上にその最初の集団戦がバロンであるため、そのままゲームが終わることも多々あるというのは言わずもがな。
キャラ人気が高いので滅茶苦茶よく見かけるが介護が辛い・・・
フシギバナ
レーザーを撃ちまくるアーティラリーメイジということで、理想のヴェルコズ(かゼラス)とでも言うべきポケモン。
タンクの項で触れたがいくら理想のアーティラリーメイジといえどダイブを防げる環境ではないのが苦境である。
更にカメックスとかいう止めようもないダイバーの覇権キャラが追加されてしまったため今は時期が悪い。このような逆境にあっても使い手はスティール性能に一縷の望みを託していたのが、カメックスはラストヒット勝負も異常に強いため全くどうしようもない・・・
ADC
エースバーン
CC的なものは殆どない(あるといえばあるが些細なもの)、方向指定スキルと高性能無敵ブリンクありとまぁ大体エズリアルだがスタックを溜める必要のないエズリアルということで普通にAAが強い素直なADCでもある。
タンクを正面からタイマンで溶かせるふざけた火力がナーフされたことでキャリーの座はゲッコウガに譲りがちだったのだが、このたびピールしようもなくCC無効で突っ込んでくるカメックスが登場したことでADCを守りながら戦うのが非常に難しくなった。全盛期から見る影もなくTierが落ちつづけている。
ゲッコウガ
近距離だと近接攻撃化するAAにキルでCD解消する攻撃判定つきブリンクがあり、ほぼサミーラなのだが回らない上に防御スキルがよりにもよってアカリの煙幕なため使用感はどちらかというとAA射程500になったアカリ。化け物である。これでもナーフされていないのにエースバーンに押しのけられていた時期があったと考えると修正前エースバーンの火力がどれほどイカレていたかうかがい知れる。
いうまでもなく十分強いのだが、どうしてもダイブする必要があるためそこでうっかりカメックスに接近すると死が待っている。どんだけ壊れてんだカメックス。
運用は若干窮屈になったのと、Lv9が第一のパワースパイクなのでジャングラー適性が非常に高いところをもっとウルトの強い味方のカメックスに譲る場合が増えたのでそこも辛いところ。なんかカメックスが強いとしか言ってないが?
ウッウ
一応メイジなのだがウルトはジンのフィナーレよろしくその場に留まりながら範囲を表示させ、シールド貼りながらバウンドしまくる超強化AAを10連射するという最強クラスのものであり、ウルト展開中だけADCとなれる。
序盤のスキルが強いものの素の射程が短いため、普段は遠距離CC要員として過ごしながら集団戦にオールインする・・・というプレイスタイルはサービス開始当初からメタに非常に合致しており、使用人口の少なさのわりに評価は安定して高い。射程の短さという難しさはあるが、レーンに出るなら間違いのない選択肢。
サポート
ワタシラガ
範囲内の味方すべてにシールドを付与するという通常スキルを何のコストもなく連打できる極悪エンチャンター。ソナかセラフィーンかと思ったがソナっぽいやつが追加されたのでセラフィーンか?
配信当初は集団戦であまりにも影響力の高すぎる人権サポートとして猛威を振るったが、ひたすらナーフされつづけてソロQでは出しにくくなった。
しかしカメックスという絶好のキャリーが登場したことによりにわかに評価も上昇中。パーティーを組んで遊ぶ際には十分強力な選択肢となる。
ハピナス
ソナっぽいやつ。指定対象のHP回復に範囲MS上昇&AA強化なので微妙に違うか。
ワタシラガが一応レンジドなのに対してハピナスはメレーなのでより純粋にサポートとしてしか動けないが、まぁ概ねワタシラガと同様のキャラ。
バリヤード
単発ノックバックスキルを持つが、それで壁まで突き飛ばすと高火力かつスタン、加えて壁自体を生成できるという絵にかいたようなテクニカルキャラ。
ポケモンという題材には不釣り合いなほどプレイヤースキルを要求されるキャラだが、単騎でアシストも(上手ければ)やりやすく火力も高い(上手ければ)ということでサポートの枠にとどまらない活躍ができる(上手ければ)
OTPの登場に期待。
終わり
というわけでひたすらLoLにたとえた。
振り返ってみると恐ろしく壊れたキャラが多く、また育成要素はレベルのみということでそいつらの活躍もほぼ保障されているので全体的にハチャメチャな大味ファイトを気楽に楽しめるゲームと言えるのではないだろうか。
現状では3分レーニングしたあとバロン戦を5分やって、エルダーより更に強力なゲーム終了装置のサンダー戦が2分という集団戦が超重要、にみせかけてスプリットプッシュの戦術が活気づいてきたところでメタの変遷が面白い時期ではあるものの、実際にプレイするとちょっと捕まらないだけの奴がスプリットプッシャー気取りをしているので実に腹立たしい。せめて殴り合えよ。
今後どういう調整がされるのか目が離せない。