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99 ミニマリスト教師が憧れる「ノマドのくらし」
みなさん、おはようございます。
二児の父親で、地方でフツーの小学校教諭をしています、ふうたです。
2016年に起きた熊本地震をきっかけに、ミニマリズムに目覚め、現在ミニマリストとしてのライフスタイルを継続しています。
さて、この前図書館に予約資料を取りにいった時に、面白そうな本を見つけました。
その名も「移動する民ーノマドのくらしー」(キンチョイ・ラム作)。
定住地を持たず移動しながら生活する民、ノマドの生活スタイルを紹介する絵本です。
ノマドは、余計なモノを持たず、環境に調和した暮らしを営む民です。
ノマドの生活スタイルには、持続可能な社会を目指すためのヒントがつまっています。
この本では、世界にいる7つのノマドの民の暮らしについて紹介されてありました。
ノマドの民たちの文化は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、サマ・バジャヴなどの「狩猟採集民」です。
自分たちが知り尽くしている比較的狭い地域を移動して、食事や収入源となる動植物を探します。
2つ目は、モンゴルの遊牧民やネネツなどの「牧畜遊牧民」です。
羊やトナカイなどの家畜の群れと一緒に移動します。
季節とともに移っていく植物の生育地を追いかけて、大きな円を描くように遊牧します。
3つ目は、ロマなどの「職人・商人の移動民」です。
定住社会のそばでモノを売ったり雇われ仕事をしたりしながら、移動する生活を続けています。
これらノマド社会には、共通する点も多いです。
ノマドの人々は、「持ち運べる生活スタイル」を貫いています。
テントなど、簡単に建てたりバラしたりできる住居で暮らしています。
持ち物は最小限に抑え、使う目的があるモノだけに絞ります。
使わないモノはただの「お荷物」にしかならないからです。
ノマドの人々は、自分たちの「家」である土地の生態系や生物多様性について独自の知識を持ち、これからもその恵みを受けられるように土地を大切に使い、保護しています。
これらのことを知って、わたしは、ノマドの民の暮らしに憧れ、尊敬するようになりました。
ミニマリストのライフスタイルに取り入れるべきヒントがたくさん詰まっているような気がするのです。
特に、住宅を簡素にし、持ち物を最小限に抑え、環境に優しい暮らしをするという点は、これからの変化が激しい時代を生きるのに大切な考え方なのではないでしょうか?
わたしは、この「移動する民ーノマドのくらしー」を読んで、さらに持ち物を減らしていこうと考えました。
また、わたしが独り身だったら、「臨時採用として毎年別の自治体に移動しながら、その土地の暮らしを楽しみつつ、先生を続ける」というライフスタイルも面白そうだなあと一人妄想しました笑。
家の中を簡素にし、持ち物を最小限にしながら「お荷物」をできる限り無くしていくこと。
その過程を経て、環境に優しいエコな生き方を継続していくこと。
この生き方を、わたしのライフスタイルにしていきたいと思います!がんばるます!
今回も記事を読んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました!
「移動する民ーノマドのくらしー」ぜひ、おすすめです!
自分のライフスタイルを変えるきっかけになるかもしれません。