ベジタリアンとヴィーガンの違いとは
こんにちは、Grino編集部です。
最近では「ヴィーガン」や「ベジタリアン」という言葉をよく耳にするようになりましたが、その違いは知っていますか?
どちらも「野菜しか食べない」のイメージでなんとなく捉えられていたりしますが、それぞれで食べるモノ、食べないモノが違ってきます。
今回は、ヴィーガンとベジタリアンの違いやそれらを実践する背景をみていきたいと思います!
ベジタリアンとは
ひとことで言うと、「お肉やお魚などの動物性食品の一部または全部を避けて食生活を行うこと」です。
お肉は牛肉や豚肉、鶏肉などスーパーで売っているようなお肉から、馬肉や山羊肉、ジビエ肉など種類は問わず「食肉」に含むことのできる食品は口にしません。
またお魚は、マグロやサーモンなどをはじめ、カニやエビなどの甲殻類、ホタテや牡蠣などの貝類など、種類を問わずに「魚介類」とされる食品を指しています。
加工食品や調味料も同様で、はんぺんやかまぼこといった魚のスリミでできた食品や、オイスターソースなどの魚介や肉類の成分が含まれている調味料なども使わないのが一般的です。
そしてベジタリアンと言ってもいくつか種類があるので、それらを一部紹介しますね!
・ラクト・ベジタリアン ( lacto vegetarian)
肉、魚や卵は食べないが、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品は摂る
・オボ・ベジタリアン (ovo vegetarian)
肉、魚、牛乳は食べないが、卵は摂取する
・ラクト・オボベジタリアン(lacto-ovo vegetarian)
肉、魚は食べないが卵と乳製品は摂取する
・ペスコ・タリアン (pescetarian)
肉を食べないだけで魚、卵、乳製品は摂取する
・フルータリアン(fruitarian)
ヴィーガンよりもより厳格な菜食で、収穫しても植物そのものを殺すことはない果実・種子・ナッツのみを取る
・オリエンタル・ベジタリアン(oriental vegetarian)
五葷【ごくん】(ネギ・にんにく・にら・らっきょう・浅葱)を食べないヴィーガンのこと。乳製品を含むこともある。台湾の素食や精進料理はこちらに分類される
(出典元: Green Cuture)
ヴィーガンとは
お肉やお魚、またそれらを使用した加工食品や調味料などを口にしないことはベジタリアンと同じです。ヴィーガンはそれに加えて、卵や乳製品を含む、動物性食品を全く口にしない「100%植物由来の食材を食べること」を言います。
また食事の面だけではなく、レザーや毛皮などといった、動物から作られる日用品を使わない、身につけないという方もいます。
(出典元: Green Cuture)
ヴィーガンやベジタリアンを始める理由は様々
ではどのような理由でヴィーガンやベジタリアンを始めるのでしょうか。
・健康上の理由
お肉やお魚に比べ植物性食品は重さの割に低カロリーで、ダイエットにつながったり美肌効果にも期待されています。
・動物愛護の理由
お肉やお魚を食べるためには動物の命を殺す必要があり、動物を守りたいという動愛護意識からヴィーガンになる人もいます。
・環境問題の理由
牛などが排出するメタンガスを減らすことで環境問題の解決へとつながるからという理由もあります。実際に、お肉を食べる量を世界中の人間が半分減らすと、二酸化炭素の排出は20%以上も減少するそうです。
通常はこの3つの理由の中からが多く見られています。またそれぞれの理由を分けるのではなく、混合して考える人もいます。決まりきった理由はありません。
(出典元: NOHARM)
自分に合った菜食生活を
ヴィーガンとベジタリアンの違いはご理解いただけましたでしょうか。
大きく分けると、食べ物と日用品ということになりますが、その形は人によって様々です。
ヴィーガンやベジタリアンは特別な存在というわけではありません。菜食主義者・非菜食主義者のどちらが良いとか区別をするのではなく、お互いに尊重して理解し合える存在であると良いですね!
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