焼き烏

雨と埃だけ食って辛うじて生きてる。

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最近の記事

TRPG初心者こそシノビガミをやるべき

初心者に勧めたいTRPGが多すぎる  TRPG初心者さんに勧めたいシステムはたくさんある。  クトゥルフ神話TRPGなんかは自由度が高い。キーパーさんとの話し合いでなんでもやっていけるから、積極的にいろいろ提案していける。「ルール的に無理」で工夫を跳ね除けられる悲しさを回避しやすい。  世界観の根幹部分を理解せず、一般人として遊べるのもやりやすいところだ。それに何よりプレイヤー人口の多さが圧倒的。  初心者におすすめだ。  ほかにもアリアンロッドやソードワールドなん

    • ボイロ劇場:転転話者を見て欲しい 18分45秒だけだから!

      聡い幼女が好きです。 かわいい。 ジト目で慇懃無礼系の幼女が好きです。 かわいい。 賢いけど狭い世界に生きていて 目の前の問題が人生の全てのように思って大変なことをしてしまう幼女が、好きです。 かわいい。 誰かに助けを求めるべき状況でも、 誰も信じないでいることを強さだと思ってしまう幼女が、好きです。 かわいい。 まわりを散々手玉に取って翻弄するけど、 根のところの動機に子供っぽい純粋さが残る幼女が、好きです。 かわいい。 闇の深いボイロ劇場、単話完結で味わい深い余韻を

      • 昔振った同性愛者のことが気になって仕方ない話

         小学生のとき、いじめられていた。教科書を奪われて、授業にもろくについていけなくなっていた。少しでも抵抗すれば、いじめっ子たちは口裏を合わせて先生を言いくるめてこちらが悪いということにしてくる。憎い。教科書が無いので、毎日隣の席の人に見せてもらうのだが、これがまた意地悪な奴で、先生の視線が無いタイミングではさっと教科書を隠してしまう。  悔しくて悔しくて仕方ない。限られた時間で教科書を見て、頭の中に文章を刻み込もうと努力するうちに、文章を読むのは早くなったし、記憶力も良くなっ

        • ケン・フォレットの大聖堂を読め

           日本最強の作家を紹介したので、世界最強の作家も紹介したい。  ケン・フォレットだ。  ケン・フォレット先生はイギリスの小説家だ。スパイもの・冒険小説で名を馳せ、その後歴史大河もの路線に舵を切った。できれば百年三部作を読んで欲しいが、さすがに尋常では無く重い。最初に読むなら、初期の読みやすいスパイもの『針の目』が推されることが多いが、ここはあえて『大聖堂』を読んでもらいたい。  大聖堂は最高の群像劇だ。舞台は中世暗黒時代。架空の街キングズブリッジ。大聖堂の建築計画を中心に

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          猫の地球儀を読め

           秋山瑞人のことを日本最高の作家だと思っている。ラノベで一番ではない、作家全体で一番好きなのだ。  その中でさらに一番好きなのが「龍盤七朝」だが、残念ながらこれは完結していない。まずはちゃんと完結した「猫の地球儀」を読んで欲しい。それか「イリヤの空」を。  ところでこの作家、電撃文庫から6シリーズ出して半分は未完のまま放置されている。ハヤカワSFマガジンで予告された陸海空三部作もいっこうに出版されない。まあ秋山瑞人はあまりにも最高の作家なので、完結しないという欠点があっても

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          郷に入るな従うな

           郷に入っては郷に従え、という言葉が苦手だ。  自分が育った場所が、日本でトップクラスに貧しい地域だったと知ったのは成人した後のこと。引っ越してきた先の土地には「口裏を合わせて軽犯罪を隠蔽するための子供会」があった。自分は協力を断って指の骨を折られた。郷に入っては郷に従え、という言葉が苦手だ。  もちろんそんなのは極端な例である。世界の大半はちゃんとしたルールで動くちゃんとした組織が占めていて、ちゃんとしたルールに従うのは大切なことだ。  でも世の中には、理不尽な郷があっ

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          餓死レポ

           ゆえあって最近、悪の秘密結社に捕らえられた。水も食物も一切を口にすることなく四日間もがき苦しむ貴重な経験ができたので、忘れないうちに記録を残しておこうと思う。 ・一日目  とてもお腹が空く。ひっきりなしにお腹がきゅうきゅう鳴る。しかし私はこんな状況を想定して常日頃から1,2日程度の絶食トレーニングをこなしている。絶食のプロ、飢餓の絶傑である。一日何も食べず、何も飲まないくらいではちょっと体調が悪くなるくらいで大したことはない。お腹はきゅうきゅう鳴る。何か少しでも胃に物を入

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