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人が手で書き写すのではなく、同じ文章や絵をたくさんつくることが出来る技術が「印刷」である。
印刷は「版」という型をつくり、インキをつけて紙などに写す仕組みであるが、印刷の仕組みが発明される前から、印刷の原点といえるものはありました。それがハンコ(印鑑)である。
今から5000年前、紀元前3000年ごろのメソポタミアでは、文字が記された粘土板を入れた封筒代わりの粘土に、ハンコで型を押していた。
日本でも1世紀ごろに、中国から贈られたと伝えられる「金印」というハンコは、手紙の封として粘土に押す用途で使われていた。

今の時代でも印鑑は使われてます。しかし印鑑やハンコって何かと言われると上手く説明するのが難しいと思うことがあるのではないでしょうか。  印鑑やハンコの違いは何かというと…

【ハンコ】
印を押すための道具(正式名称印章)
【印鑑】
官公庁や銀行で登録した印影のこと。
実印=官公庁
銀行印=銀行
【印影】
ハンコを押したときに紙に移される朱肉の跡。

以前は象牙の印鑑が日本で流行った時期もありましたが、今では印鑑、象牙は、デジタル印鑑やオンラインの普及により需要は下がりつつありますが、日本の伝統文化として印鑑は残って欲しいと私は考えてます。

本日はお読み頂きありがとうございます。

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