インド一人旅を終えて学んだこと!

2024年10月14日から23日の10日間ほど、インドへ行ってきました。

◯きっかけ
・仕事の有休消化の期間がかなりあったため、有効に活用しようと思ったため。
・インド映画に興味があり、現地の雰囲気を自分の目で見てみたかったため。

◯訪れた場所
・ガンジス川(バラナシ)
・風の宮殿、水の宮殿、アルベール城(ジャイプール)
(デリー、ラクナウ)

◯学んだこと
①誰を信じるかは自分でよく考えてから決めること

〜ホテルまでの移動〜
バラナシという町に辿り着き、ホテルへ移動しようとしていた。
ホテルの近くまでタクシーで向かったのだが、タクシーの運転手から、
「ここから先は道が狭く混雑しているため、タクシーを降りて歩いていくしかない」と伝えられた。。

私の心境:こんなにごった返ししている場所でタクシーを降りて歩かないといけないのか。。

勇気を振り絞ってタクシーを降り、ホテルへ向かおうとした。
そうすると、周囲には人、バイク、車、人力車、オートリキシャ(トゥクトゥク)、牛、野良犬で溢れかえっており、数メートル先の反対側の道路に移ることすら困難だった。
さらに、道を歩けば、「どこに行きたいんだ」「日本人か?」「両替はどうだ」「お土産はどうだ」「目的地まで連れていってあげる」「オートリキシャに乗らないか」など四方八方から声をかけられた。。

ホテルまでの距離は近いはずなのだが、あまりの喧騒の中、いつになってもホテルへ辿り着けない。。

半ば諦めかけていた時、一人のインド人に声をかけられた。彼は日本語が非常に上手であり、ホテルの場所を知っているから案内するよと言われた。

もしかしたら後でお金を請求されるかもしれないと思いながら彼についていったが、お金を請求されることはなかった。

インドへ到着した翌日にデリーでぼったくりまがいのことをされた自分であったため、人間不信になっていた部分もあった。

しかし、単なる親切な行為をされて、(誰を信じるのか)がポイントだなと思った。

その日は、あまりの喧騒で疲れ果ててしまい、ホテルについてからの6時間くらい、知らないうちに寝込んでいた。。

〜オートリキシャ(トゥクトゥク)に乗ってみた〜

翌日、行ってみたかったレストランに行こうとした。
歩きでは困難なため、オートリキシャ(トゥクトゥク)に乗って向かおうとしたのだが、どれに乗ったらいいのかと悩んでいた。

仕方なく、たまたま目の前に停まったオートリキシャのドライバーへ声をかけた。

そのドライバーに行き先を告げたが、どうやら行き先が分からないらしい。
行き先について長々と話しているうちに、道の後ろが詰まって周囲から「こんなところに車を停めるな」みたいな声が聞こえてきて、勢いのまま、そのオートリキシャへ乗り込んだ。

そのドライバーの運転はかなり荒く、何度も対向する車やバイクとぶつかりそうになってヒヤヒヤした。。

目的地と反対方向に進んでいたため、「反対方向です!」「右に曲がってください!」「左に曲がってください!」など後ろから私が指示を出すこととになった。。

15分ほど乗車していたが、全く目的地には辿り着きそうにないため、途中で車を降りた。
金額は?と聞くと相場の5倍ほどの金額を請求されたが、一刻も早くこのドライバーと距離を置いた方が賢明と判断し、スパッとお金を払ってその場を去った。

乗る前に金額の交渉をすること、行き先が分からないドライバーの車には乗らないことが強い教訓となった!

〜インド人ガイドさんとの出会い〜

レストランに行くのは諦め、ガンジス川へ向かおうと歩いていた。
すると、またインド人の声をかけられた。
その方も日本語が非常に上手で、その人は「ガンジス川はこっちです」といって案内してくれた。

本当なら日本語で声をかけてくるインド人はだまそうとしてくる人のため、無視したほうがいいはずなのだが、その人は何かを売り付けたり無理やり案内したりする雰囲気の人ではなかった。

警戒心は緩めなかったが、その方が日本語でガイドをしている人であることをインスタグラスで示してくれたり、話している雰囲気から「だます人ではないな」と思い、ガイドして頂いた。
(たまたま私は良い人に出会ったが、現地で出会うガイドさんは素性が分からないことがほとんどのため、もしガイドさんに案内してもらいたいなら、日本にいる時から事前にガイドさんの手配をしておくことを強くお勧めします!)

その方からは、ガンジス川沿いのあらゆるガート(階段)のことや、インドの神様や宗教について教えていただき、夕方にはガンジス川でボートに乗ることもできました。

また、ブッダが説法を行った「サールナート」という場所や、ガイドさんのお家にも案内して頂いた。



②命があればなんとかなる!(やや誇張した表現ですが。。)

深夜列車に乗り損ねて、夜の野良犬がたむろする知らない駅で車を探しながら彷徨うことになったり、オートリキシャで一人掛けの運転席の横に乗って、振り落とされないように片手で踏ん張ってたりと、怖い経験もした。。

しかし、どんな目にあっても、多少の出費があったとしても、
命さえあればなんとかなることを学んだ。
もちろん、一番の理想は何も危険がないことです。
それでも初めての国や、土地勘などがない場所では、想定外のことも起こり得ます。

その時に、(これ以上先に進んだらまずい)という危機感は持ちながらも、安全な範囲内であれば過度に状況を恐れすぎずに前へと進むことも大切だと思った。

一人でインドに行って、オートリキシャやタクシーを自分で捕まえたり、インドの国内線の飛行機や宿の手配を全て自分で行ったことで、生きていく自信がついたと思う。
同時に、自分の力だけではどうにもならないこともあるため、
お金を払って任せる部分は他の人やサービスを活用する思考法も必要だと感じた。

◯最後に
何年後になるかは分からないけど、次回インドを訪れる時は、今回行けなかったタージマハル(アグラ)や、デリー、ジョードプル、ハリドワールやリシュケーシュにも行ってみたいと思った!

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