【気になるアンケート調査結果:株式会社ギフトモール】「推し活」の熱がギフト市場にも波及か!ギフト利用に関する生活者の新たな実態が明らかに
Z世代女子の約10%が購入している「推し活ギフト」、購入者はギフトを贈る回数が通常の約2倍?!
今回気になったアンケートは、株式会社ギフトモールによるギフト購入実態の調査です。
オンラインギフトサービスを通じた幸福度の高い世の中の実現を目指す「ギフトモール オンラインギフト総研」が、ギフト利用の実態を探るため、2023年7月〜2024年6月の1年間のギフト購入実態(オンライン、リアル店舗含む)について、全国の10代~50代の男女、合計2,250人を対象に調査を実施。年齢別の分析や過去調査との比較を通じて、ギフト利用に関する生活者の新たな実態が明らかになりました。
「Z世代のギフト動向」に注目している当研究所としても非常に興味深い結果です。
【サマリー】
この1年間で贈ったギフトのカテゴリーは、「グルメ・スイーツ」が47.2%で1位でした。2位の「ファッション」(24.1%)とは23.1%もの差があり、「グルメ・スイーツ」が圧倒的に支持されているギフトであることがわかります。
そして今回注目なのは、ベスト10にギフト定番のカテゴリーが並ぶ中、推しの誕生日ケーキや応援広告などの「推しを応援したり、祝うためのグッズ(以下「推し活ギフト」)」が、14位にランクインしていること。特にZ世代(15歳から24歳)に限ると、推し活ギフトは11位にランク入りしており、Z世代の女性に限ると9.2%が「推し活ギフトを購入した」と回答しています。
ファン活動の新たなスタイルとして注目を集めている「推し活」ですが、ギフトシーンにも波及してきていることが明らかになりました。
【調査概要】
実施時期:2024年6月18日〜20日
実施内容:インターネット上のパネルによる助成想起率調査
調査主体:株式会社ギフトモール オンラインギフト総研
https://giftmall.co.jp/souken/
回答人数:全国15歳〜59歳の男女2,250名(年齢性別均等割り付け/2023年7月からの1年間にギフト購入経験がある人)
※小数点以下の切り上げ、切り下げにより合計100%にならないことがあります。
【調査結果】
さらに、「推し活ギフト」を贈ったという113名のギフト購入行動を分析したところ、以下2つの特徴が明らかになりました。
①推し活ギフトを購入している人は、贈る回数が全体平均の約2倍
年間のギフト購入回数は全体としては5.0回に対して、「推し活ギフト」購入者は10.4回となり、2倍以上だったことがわかりました。ちなみに購入総額は35,142円で、全体の34,570円と大差なく、一回あたりの単価が3,379円で全体(6,873円)の1/2以下という結果となりました。
推し活ギフト購入者がギフトを購入する頻度が2倍であることから、気持ちを伝えたりお祝いをしたいと感じた際に、ギフトを効果的なコミュニケーション手段として活用しているとも言えそうです。
②推し活ギフトを購入している人は幸福度(※)が全体平均よりも0.5ポイント高い
ギフト購入者に、生活満足度(幸福度)を0点(全く満足していない)から10点(非常に満足している)で聞いたところ、全体の平均は5.8点でした。対して推し活ギフト購入者は6.3点となり、0.5点高い結果となります。
推し活ギフトを購入者は、特定の人物やモノを応援したり祝ったりすることを生活の重要な要素としており、その気持ちをギフトという形で表現する機会の多いことが、生活満足度や幸福感が高い状態となっている一因なのかもしれません。
※幸福度:「あなたは全体として現在の生活にどの程度満足していますか」の質問に対して0点~10点まで1点刻みで回答された数値を本レポートでは幸福度と呼んでいます。調査対象はギフト購入経験のある10代から50代までの男女2,250名。
<参考>
■オンラインギフト総研 公式サイト:https://giftmall.co.jp/souken/
■Giftmall(ギフトモール)公式サイト:https://giftmall.co.jp/
■Anny(アニー)公式サイト:https://anny.gift/
■Annyお祝い体験(アニーおいわいたいけん)公式サイト:https://oiwai.anny.gift/
告知!
Z世代の消費マインド、知りたくないですか?
11月開催:ギフト研究所主催イベント「ギフトで日本を元気にする会」では、Z世代とのエンゲージメントを高めるにはどうしたら良いか?のヒントを探るめちゃめちゃタメになるパネルディスカッションを行ないます。ご興味ある方はぜひこちらからチェック!