もしもし、運命の人ですか?どこまでも平坦に見える毎日ですね。好きな色は何色かと聞かれてもすぐに返事なんて出来なくて、普通の人ならすぐに答えられるんかなあと思うと自分の、自分を知っている濃度が薄すぎてたまらんくなるんです。自我ってどこにあるんですかね。脳みそなんてただただぐちゃぐちゃで信用できたもんではないです。アイデンティティだとか自己同一性だとか小難しい言葉で塗り固めても一度手を離してしまえばコロンコロンと谷底まで転がっていくよう。メトロに乗ってどこまでも連れて行って欲しい
だいすきな映画の話してあげる きみが安心して眠るまで ストレスを具現化できて捨てれたら地球はゴミの星になるね 雨の日はお守りみたいな歌を聞く。思い切り泣いたり笑ったりして
最近、デスクワークをするときにストロー付きのカフェラテを買うようになりました。 出勤のときに、会社近くのセブンイレブンで買います。 9時始業なのですが、8時半にはコンビニでカフェラテを買って、駐車場で少しぼーっとします。 コンビニの中は仕事に向かうひとや大学生であふれていて、 お昼ご飯だったりタバコだったりと思い思いのものを買っています。 僕はカフェラテだけをひょいとつまみあげて、ぶらぶらさせながらレジ列について、 いつもマスクをつけないおじいちゃんのレジにあたるのは嫌だな
休日に予定が無い人は本を買うといいよ、本当におすすめ。まず、本は買っただけで頭がよくなった気がする。もうこれだけで最高。そして本を買ったらすぐにカフェに行くといい。買った本をすぐに読む。これが素晴らしくて、どう見ても頭が良さそうな人に見える。読むのが苦手なら読んでるフリでもいい、頭が良さそうに見えるから。ただし、これ全部ひとりだけでしないと駄目。ひとりでいることが大事。誰かといるとそれだけで馬鹿っぽい、逆に馬鹿さが出ちゃう。ここ重要、ほんと。 ひとりで本を読むことの美しさをカ
みんな、言葉なんて信じちゃダメだよ、行動。行動だけを信じるといいよ。
それは温かくて私の心を満たしてくれている気持ちだったのに、不思議ですね。口から零れた瞬間に毒のように広がって、あなたとわたしのおはようからおやすみまでを壊していくような気がしています。少しずつほつれていく手と手の絡まりは、だんだんと冷たさをおびながら、握りなおす手の力さえ抜け落ちていて、正解を見つけることができませんでした。痛くて、身動きが取れないのに、欠伸が伝染させる空気の生暖かさが余計に苦しくさせます。 あなたの生活の一部になってみたかったなあ、あなたの、日常の一瞬になり
このままなんにも、分からないままでいたい気持ちだったり、全部を知りたいって気持ちだったりが体の血管を巡っていて、口から出したくもない声が漏れるような夜です。何も言わないほうがいい。何も知ろうとしなくていい。何もしなくていい。何も聞かなくていい。何も、何も、何もかも関わらなくていい。なんて、都合の良いような慟哭。歯と歯の間から逃げ出すように出ている音は少し悲しくて、細くて長い息に巻かれて外に弾き出されるけれど、逃げ場がない世界よりよっぽど綺麗な背伸びが出来るような気がします。未
気づいてないだけで、愛は、あったよ。 あなたと行った知らない街のスーパーには、知らない生活がこびりついていて、なんだか、そこには自分の居場所がないような気がして、心底居心地が悪かったです。 あなたのこと、あんまり覚えてないけれども、あなたが歌う下手くそな歌が好きでした。下手で分かりにくくて安心する歌、もう聞けないことが少しだけ悲しくて、真似して歌ってみたって、ただただ喉が窮屈に詰まるだけでした。気づけないだけで、ばらばらになった哀、ばらばらのまま。きっと、このまま、ばらばらの
例えば、自転車の後部座席からしか見えない景色のことを美しいと思ったり、暗い部屋に差すいっぽんの光の疎ましさを、それぞれが、それぞれの明日に行き着くための感情が揺らめていて。 それはまるで、耳を塞いでいるときに飲む水がたてる音のような、身体に響くような振動は、生きているような実感があってすきでした。 あなたっていつも、冗談っぽく言うことでじぶんを守っているんだね。 夜を越えると、そとは絶対に明るくて、明るくなるのはなんだか、明るくならないとだめなんだよって言われてる気がして、す
だれかのためのじぶんである必要なんて、ないのだけれども、じゃあじぶんのためのじぶんでいることが正しいのかって思うと、難しい気がしてしまいます。いつだってここにいるからね。いなくなることなんてないからね。振り子が往復するスピードが、じぶんが自分であることをおしえてくれる。時間はいつだってずっとながれていて、ながれているのにやさしさがなくて、なにも見えない。とおくで、織物を編むような機械のおとが聞こえる。リズムよくカシャン、カシャンと音を立てていて、そのリズムを、そのリズムだけに
今日何しよう、なんにもできないんだけどさ。 今日何しよう、誰も見つけてくれないけどさ。 今日何を着よう、なんでもいいんだけどさ。 今日何を食べよう、なんでもいいだけどさ。 今日何しよう、本当は知ってるんだけどさ。 明日何しよう、考えたくもないんだけどね。 今日何しよう、君は何してるんだろうな。 今日誰を愛そう、誰でもいいんだけどさ。 何しよう、僕は何したかったんだっけ? 何しよう、何しようとしてたんだっけ 何でもいいや、何でもよくないのにね 何だっけ、大事にしていたもの 何に
両手で、できるだけ掬うことができる最大量を両手で。なみなみに注がれたような楽しかったことや嬉しかったことがひたひたしていて、そういった明日を頑張れるような思い出は表面張力ですれすれを漂っているようなものだと思っています。今日と明日の境目もきっと、この表面張力みたいにゆらゆらと張り付いていて、今日にいったり、明日にいったり行き来しているんじゃないのかな。まだ今日が、昨日だってこともあるような気がして。 すきって、どういう気持ちのことを言うんだろって、今更になって不思議になりまし
なんにも書きたいことがなくて、生み出すことって疲れるんだな、と心底思います。寝るときに冷房がいらなくなったり、セミが鳴くことをやめて、鈴虫が鳴き始めることを夏の終わりと嘆くのか、秋の始まりと溢すのかでは意味が変わってきますが、僕はどうしても夏が終わったと思ってしまう。僕は終わったり、失ったもののほうが強く胸に残ってしまうようです。失くしたものの数だけ数えて落ち込んでるみたいな毎日はきっと良くないことなんだろうけども、なんにも進んでいないみたいな毎日よりもずっとましなんじゃない
正しさのことを、正しく理解しないから、それは毒みたいに身体中を蝕んで、いつのまにか素直になる方法を手放してしまった。言葉には重みがあるんだって。その重さは流した涙の重さと比例するらしいんだけど、そんなことを真顔で言われたら鼻で笑ってしまうかもしれない。あなたにだって、あるでしょう?踏み込まれたくない領域が。感情ってやつはものすごい速さで自分の中を駆け巡っていて、それもたくさん。たくさんの感情がひしめいていて、その一瞬。その一瞬のうちに捕まえることができた言葉だけが、口から出る
たまらない夜にしよう。灯りなんていらない、お酒なんていらない、スマホなんていらない、音なんかいらない、匂いなんていらない、遠慮なんていらない、いい子になんてならなくていい、淡い期待なんかいらない、肌の、温かさなんていらない、笑顔なんかいらない、思い出なんていらない、劣等感なんかいらない、やさしさなんて必要ない、嫉妬なんていらない、世の中のことなんて分からなくていい、朝なんてこなくていい、もう会えなくてもいい、心のなかなんか分からなくていい。ねえ、たまらない夜にしよう。