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Let's go 小倉競馬場〜アクセス抜群!光あふれる競馬場〜

はじめて小倉競馬場へ行ってきた。

訪れたのは2025年1月25日土曜日。
メインレースは、記念すべき第1回目の小倉牝馬ステークスである。

メインは小倉牝馬S

天候にも恵まれ、晴天のなか競馬観戦をすることができた。

小倉競馬場はとても過ごしやすくて楽しい競馬場だったので、感想を書く。


アクセス | 小倉駅から10分

まずは、小倉競馬場へのアクセスから。

JRAのHPによると、公共交通機関を使用して小倉競馬場へ向かう場合は、北九州モノレールを使用するのが良いようだ。

ホテルの場所の関係で、自分は小倉駅の隣の平和通駅から乗車した。

平和通駅

北九州モノレールは、日中帯には10分に1本の頻度で次の電車が来るので便利だ。
また、Suicaも使用できるため、東日本から来た人間にもありがたい。

モノレールに乗ったら、小倉競馬場の最寄駅である競馬場前駅まで向かう。

どこの競馬場に行くときもだけれど、電車やバスの中で競馬グッズや競馬新聞を持った人や、競馬の話をしている人たちがいると、これからはじまるぞーとワクワクしてくる。

車内からスタンドが見える

競馬場へは約10分で到着。
近い!
近すぎて驚いた。

自分は朝に弱いので、9時前に競馬場へ到着できたのは初めてかもしれない。
これも主要駅と競馬場の距離が近い小倉競馬場ならではの良いところだろう。

競馬場へは直通の出口がある。

競馬場への直通出口

この出口を通ると、小倉競馬場モノレールGATEにつながっており、パドックとスタンドが目の前に広がる。

パンサラッサ、小倉競馬場だよ
小倉競馬場、パンサラッサだよ

スタンド | コースの奥まで見渡せる

スタンド屋内

スタンドの内部はこんな感じ。
まあ、ここは他の競馬場とそんなに変わらないだろう。

奥行き感
券売機とスマートシートの間

個人的にお気に入りなのは、先ほど入ったモノレールGATEではないもう一つの入り口、メインGATEがある北側だ。

画像★の位置
図はJRA HPより引用(画像リンク)

1階から3階まで大きく吹き抜けになっており、窓からは明るい日差しが差し込むようになっている。

メインGATE側は広々とした吹き抜けになっている
屋内ビジョンもあり

なんだかちょっとした展示場やホールのようだ。
天気が良かったこともあり、本当に心地よかった。

スマートシート

今回、スマートシートを取ることができた。
やっぱり席があるのとないのとで安心感と疲れ具合が違うので、席はあるに越したことはない。

席は3階の屋内席だった。
だいたい10番柱のあたりのはず。

画像★の位置
図はJRA HPより引用(画像リンク)

ターフビジョンだけでなく、向正面や障害レースの襷がけコースも見渡せて、なかなか良い位置だったと思う。

コース全体を見渡せる
障害レース

コース向かって左手側にあるウイナーズサークルも少し遠くはあるが肉眼で見えた。

メインの小倉牝馬ステークスは1着同着という重賞としてレアな決着。
ウイナーズサークルの写真は撮り損ねたので、ターフビジョンに映る勝利ジョッキーインタビューで。
肩組んで「やったー!」は爽やかで笑ってしまった。

勝利ジョッキーインタビュー
まさかの1着同着!

コース側

コース側からの写真も。
まずは、コース側から見たスタンド。

スタンド

直線部分が短いため、端から端まで移動するのもそんなに苦にならない。

コース

次は、ゴール板。
手前が芝コース、奥がダートコースだ。

ゴール版は三角形のモチーフ

晴れていたとはいうものの、さすがに1月。
夕方になり、外にいるとさすがに風が冷たい。この日はまあまあ風があり、最終レースの時間には風の強さが増した。周りからも「寒い〜」の声が聞こえていた。

最終レースは発走地点(芝1800m)でレースを見た。出走馬たちがゲート入りする前、係員の人たちがゲートの動作確認(合図とともにゲートが開くか確かめる)を2回ほど行っているのを間近で見られて面白かった。

KOKURAの名前が入ったゲート

パドック| 見やすい階段型

パドックは、モニターに向かって半分が割と傾斜のある階段型になっている。
そのため、後ろの方にいても前の人の頭と目線が被りにくく馬が見やすい。

段々構造のパドック

真ん中には南国っぽい木が生えている。

真ん中の木

午後はパドック全体がほぼほぼ日陰になっていたので、カメラで馬を撮影したい場合はちょっと工夫が必要かもしれない。

日陰になるということは夏でも直射日光にあたらず涼しいのだろうか?小倉競馬場は夏でも過ごしやすいと聞いたことがあるがどうなんだろう。

また、構造的にパドックのどの階にいてもコース側に出やすく感じた。パドックと発売機、コースの距離が近いので行き来がしやすいのもローカル競馬場ならではの魅力だと思う。パドックとスタンドを1日10往復とかするとそれだけで結構歩くからね……。

1階からの見え方

1階からの見え方はこんな感じ。

パドック1階

馬や騎手の顔も近くで見ることができる。

小倉牝馬S 1着(同着)フェアエールング
小倉牝馬S 1着(同着)シンティレーション

2階からの見え方

2階からは良い感じの写真を撮っていなかった……。
ただ、2階はこのパドックの形の恩恵を受けられる位置な気がする。

3階からの見え方

3階からの見え方はこんな感じ。
馬から少し遠くはなるものの、全体が見渡しやすい。

パドック3階

ターフィーショップ | 小さめながらも品揃え良し

ターフィーショップは1階のメインゲート側にある。

画像★の位置
図はJRA HPより引用(画像リンク)

時間が経つと混むかと思い、競馬場へ到着してすぐ9時過ぎにターフィーショップへ。
それでも混んでいた。
店をぐるっと一周するようにレジ待ち列ができていた。
13時くらいにお店の前を通ったら空いていたので、それくらいの時間のほうが狙い目なのかも。

ターフィーショップ

お店の大きさとしてはそこまで大きくはないが、取り扱っているものの種類はけっこうあるように見える。

購入品は、競馬場ピンバッチと御駿印、そしてオリジナルアイドルホースのイチゴケーキチャン。

ピンバッチと御駿印は各競馬場へ行った時に集めている。ピンバッチは全種類コンプリートしたい。

競馬場限定ピンバッチと御駿印

イチゴケーキチャンは見つけたら欲しいと思っていたため、これを機にお出迎え。

ちなみに、同じSサイズのパンサラッサと比べると、少しイチゴケーキチャンの方が重い気がする。
中までイチゴたっぷりということなのだろうか……?

パンサラッサ、イチゴケーキチャンだよ

フードコート | 上下に2エリア

フードコートは1階と2階にある。(飲食店自体は他の階にもある)

画像★の位置
図はJRA HPより引用(画像リンク)

入っている店舗は、ローカルっぽいラーメンから、全国チェーンの銀だこ吉野家など、競馬場によくあるラインナップだ。

フードコート

13時ごろに行ったが、立ち食いスペースは空いていた。
1階のうどんそば屋さんで肉うどんを注文。650円。安い。お会計をして財布をしまっている間にもう完成して出てきた。はやい。

肉うどん

甘じょっぱい味付けのお肉と、てろっとした麺がおいしい。


UMAJO SPOT | まるでカフェ

UMAJO SPOTは4階にある。
UMAJO SPOTとは、全国のJRA競馬場にある女性限定の休憩スペース(?)である。
ワンドリンク無料でコーヒーや紅茶をいただくことができ、馬をモチーフにしたかわいいスイーツや雑貨も販売している。

画像★の位置
図はJRA HPより引用(画像リンク)

UMAJO SPOTに行くかどうかは迷い所である。
なぜなら、レース中継を放映していないからだ。競馬場にせっかく来ているのに競馬を見れない時間ができる。

でも、キュートなスイーツが食べたいときは行ってしまう。今回は、HPで見た馬の形をしたパンが食べたくて来訪した。

入ったのは1レース後。なので10時過ぎだろうか。
まだあまり人が多くないからか、待たずに入ることができた。

何時まで滞在できるかの紙(1時間だったかな?)と、ワンドリンクサービスのためのオーダーの紙を受付で渡される。
UMAJO SPOTの利用が初めてでも、受付の人が丁寧に説明してくれるので安心だ。

かなり良い。
広い。カフェみたいになっているスペースと、屋外席(屋内だけど)のようなスペースがあり、席数が多い。

内観

カフェエリアは、2名掛けのテーブルと椅子が15セットくらいある。
椅子もちゃんとしていてソファー席もある。

2名サイズのテーブルと椅子のセットが複数

また、外のスペースもテーブルと椅子が10セットくらいあり広々としている。
雑貨コーナーの品揃えもいい。

そしてお目当てのスイーツ。
「サラブレッドくん」を注文。
サラブレッドくんは中にチョコクリームが入っている。ゼッケンにはチョコペンで名前が書いてあってかわいい。

59頭立て……?

誘導馬 | 知っているあの馬も…?

競馬場自体の紹介ではないけれど、小倉競馬場に在籍する(2025/01/25現在)の誘導馬も載せたい。
自分が名前を聞いたことのある馬もいて、あ!ここにいるのか!となった。

誘導馬の中でも一部なので、他の馬はJRAの HPを参考に。

アイスバブル

アイスバブル

まずは、アイスバブル。
個人的には、函館記念で人気薄で馬券になってた印象があり、小倉にいるというのを見て意外だった。てっきり函館かと。
芦毛だけど、まだ白くなりきっていないのもかわいい。

テーオーソクラテス

次は、テーオーソクラテス。

テーオーソクラテス

何か名前を聞いたことがあるような……と思い、戦績を見て思い出した。
イロゴトシが勝った中山GJで馬券を買っていた気がする(4着)。
小倉のジャンプ重賞を勝っていて、勝ったレースを先輩として誘導したりするの素敵だなと思う。

ウメムスビ

最後は、ウメムスビ。

ウメムスビ

その可愛らしい名前でデビュー時に話題になったのを覚えている。
また、当時ルーキーの角田大河騎手とG1に挑戦したのも印象的だ。

この日がウメムスビの誘導馬デビューだったらしく、レース出走馬が馬場入りした後、お披露目としてかパドックを一周してくれた。
まだ若い馬だし、これから誘導馬のプロとしてがんばってほしいな。

これから推しの馬が引退して誘導馬になることが増えてきたら、誘導馬となった推しを見に競馬場へ行くことも増えるんだろうな。
直近だとアサマノイタズラに会いに中山競馬場に行きたい。


最後に

今まで行った競馬場のなかでも、個人的に総合的にかなり満足度の高い競馬場だった。
特に、アクセスの良さと、スタンドの吹き抜けの明るさが印象的だ。
ローカル競馬場ならではの良い意味でのこじんまりとして落ち着いている感じが過ごしやすい。

競馬場からは少し話が逸れるが、小倉はご飯も美味しかった。
小倉市外からの旅行の場合は特に、小倉競馬場で競馬を楽しんだ後、小倉駅周辺で小倉飯を楽しむのもいいだろう。
小倉駅近くのホテルで2泊したが、小倉駅周辺のご飯はどれも美味しく、しかも量が多い、(お店によってはそれでいて安い)、なのでさらに魅力度が増した。

これを読んだあなた、競馬を知っていても知らなくても、気軽に小倉競馬場へ行ってみてね。
目の前で走るお馬さん、かっこいいので。

ありがとう、小倉。
ありがとう、小倉競馬場。
また来たいな。次は夏の開催も良いかも。

さよならまたね、小倉競馬場

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