ポケモンで感じること
ポケモンに初めて触れたのは幼稚園の頃。
いとこの兄に影響され、親に駄々をこねて銀版を買ってもらった。
人生初めての相棒はヒノアラシ。
ニックネームは「かぼちゃ」だ。命名理由は特にない笑
この銀版でポケモンの魅力にどっぷりと浸かってから、最新作のソウル・シールドまでほぼ全作遊んできた。
好きなポケモンは、カメックス・ジュカイン・ハッサム・コジョンド…
上げればきりがない。
そこそこ長い期間ポケモンに触れてきて、ちょっと思うことがある。
「いつの間にか、ポケモンが女性にも人気になっている」
ことだ。
金銀や、ルビーサファイア辺りの頃はどちらかというと、男性人気のゲームという印象があった。
実際、私がポケモンをやっていたり、ゲンガーやキモリのぬいぐるみが欲しかったりすると、
「女子でポケモンやってるんだ~~」
「男子向けのキャラクターなんだからもっとかわいいのにしなさい」
とかまあ、男女の友人や大人からいろいろ言われたものである。
そしてそういった言葉によって、私は男らしさとか女らしさに敏感になってしまい、ポケモン好きであることを隠したのだ。
時が経って、私の中で衝撃が走った出来事がある。
shu uemuraとピカチュウのコラボだ。
コラボグッズは話題を呼び、即販売終了になっていた記憶がある。
それだけでなく、自分の周囲の女友達も購入をしていたことにも驚いた。
気づけばポケモンはこんなに愛されていたんだ…!
自分の偏見だったり周囲の環境、SNSの普及による影響もあると思う。
幼少期から自分の中で男性向けゲームというイメージで、好きであることを隠し続けていたポケモン。
そんな【ポケモン】は最早一つのブランド【Pokémon】になっていた。
今やポケモンの種類も増え、グッズのテイストの幅もかなり広くなっている。
ポケモンにフォーカスしてきたが、こうして何十年も時が流れていると色々なことがいい方向に進んできていることに気づく。
そして、「好きなものを好きと言える」環境があること。
幼いころ自分の大好きなものを否定されたからこそ、その環境があることの大切さを身に染みて感じる。
自分の興味関心に忠実に。
Pokémonを通して時の流れを感じた今日この頃である。