グリーン人材開発協議会の発足にあたり
グリーン人材開発協議会の設立を記念して、1本目の投稿を書かせていただきます、東京大学の小嶋です。
1年ほど前から、脱炭素領域(特に再生可能エネルギーの導入・開発に関わる領域)における人材の量と質の確保に対して課題認識を持った有志で集まり、この活動の必要性について意見交換をしてきた結果が、今回の団体の設立に至ることとなりました。
私もエネルギー業界に携わって10年近くがたちますが、この10年、またはこれから数十年にわたって計画されているエネルギー業界の変革は非常に大きなものであり、かつ社会的にインパクトが大きいものであると感じ、日々仕事をしております。そういった中で、同じ土俵に立って仕事をしてくれる人たちを増やしたいという思いと、次世代の方々にも参画をいただきたいという思いをもつようになり、有志のメンバーの一員として活動をさせていただいております。
業界の中にいると、この業界における仕事の意義の大きさをよく感じますが、外から見ると「なんだか難しい業界」「やっていることの社会的意義の実感がわかない」「どういったキャリアパスが描けるか/どういった人材を育成していったらよいかがわからない」という声も聞こえてきており、皆様の悩みを感じております。
国もエネルギー基本計画の見直しやGXの実行に関わる各種方針を定め始めていることもあり、少しずつ・微力ではありますが、エネルギーの脱炭素化に関わる人たちの応援ができるような取り組みができればと思います。ご関心をいただける方々には、是非仲間に加わっていただきたいと思います。
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