PV EXPO 2020 - 新型コロナウイルス禍の中で開催された展示会の記録
2月26日から28日かけて、今年も東京ビッグサイトで「PV EXPO 2020」が開催されました。例年7万人前後が来場する国内最大の太陽光発電関連の展示会ということで、私も毎年参加して7年目になります。
新型コロナウイルス感染症が国内で蔓延していく中で、中国メーカーも多く参加するこの展示会が開催されるのかどうか、業界内でも関心が高まっていました。
結果としては全日開催となりましたが、直前の企業出展取りやめに来場者の大幅減少で会場内は惨憺たる有様となっており、後世の教訓として残すべく3日間の写真をまとめておきます。
1日目
開会直後、10時半頃の南展示棟です
実は中止になったのでは?と錯覚するくらいの人の少なさ
南展示棟4階、人の気配がほとんどありません
受付付近も会場内も、ネームタグは出展者ばかりです
下の写真は、13時頃の南展示棟1階の様子
開場前の準備時間帯ではなく、通常なら日中のピークタイムの風景です
2日目
2日目の11時前の会議棟下、奥に直進していく人の姿がありません
同じく、11時頃の受付の様子
南展示棟4階、人の気配がまばらどころではないです
下の写真は、ちょっと時間がズレてお昼頃の南展示棟1F
ランチに出る人で溢れて良いはずなのですが、この有様
この日は、前日26日に政府から大規模イベントの自粛要請が出ており、1日目にも増して人が少ない印象。展示を取りやめる企業も見受けられました。
3日目
出展者に諦めムードが漂う最終日、11時前の正面会議棟付近です
イベントのない穏やかな晴れの日のビッグサイトではありません
業界最大のイベント3日目の、開会1時間後の風景です
1日目と似たような、3日目13時頃の南展示棟1階の風景
通常なら人が溢れていておかしくない時間帯です
こんな風景が繰り広げられたPV EXPOの3日間、来場者のマスク着用・手指消毒・入り口での体温測定などが行われ、この人の少なさであればある意味で会場内は都内でも新型コロナウイルス感染症に対して安全なエリアだったかも知れません。
この結果を受けて、主催者が出展者や来場者に向けた総括の報告をどのようにしてくるのか、その内容を待ちたいと思います。
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