デジタル雑感


マルセルデュシャンの「L.H.O.O.Q.」は、オリジナルの「モナリザ」鉛筆で髭描いて「髭のあるモナリザ」髭を消して「髭を剃ったモナリザ」とする事で、複製とオリジナル性の危うさをコンセプチュアルな作品にしています。

現代も「いつもの社会」「マスクがあるいつもの社会」「マスクを取ったいつもの社会」へと変化しはじめています。確かに「いつもの社会」はある意味において脆弱でした。

気がつけばデジタルサービスは随分と多様化し、
・オンライン会議 
・オンラインビジネスマッチング
・デジタル支払い
SNS
・ネットバンキング
NFT
・メタバース
ARVR
・電子メール 
・ショートメール
・電子帳簿
・電子校正
・タイムスタンプ
・デザインアプリケーション などなど
それぞれに複数のサービスがあり、世界は群雄?割拠?しています。

新札が発行される2024年頃には、貨幣はデジタル円に置換されて、タンス預金の現金も世の中にムリクリ返ってくることと思います。

これから世界総体の意思として「髭を剃ったいつもの社会」はどうなっていくのか、見届けたいと思います。

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