植物 X 建築 の研究所

空間を彩る「植物の育て方・選び方・活かし方」など植物と建築の関係を研究。建築デザイン事務所でも活動する園芸家が、植物のある癒しの空間づくりにまつわる様々な情報をお届けします。園芸植物、山野草、茶花から観葉植物まで植物の魅力を楽しくお伝えします!

植物 X 建築 の研究所

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最近の記事

葉がたくさん枯れている?樹木のSOS、水を欲しがっているサインです!

◆こんな状態になっていたら、すぐに水をあげましょう! もうすぐ10月になり朝夕は涼しくなってきましたが、日中は暑い日が続いています。 人間が喉の渇きを感じるように、木々も渇きを感じています。 8月半ばくらいから、窓の外を見ると、庭や街路樹の葉がポロポロと落ちていると気づいたことはありませんか? 秋でもないのに落葉時期にしては早すぎます。この落葉は、木が水分を保つための生理現象で、木々は葉を落とすことで、葉からの水分蒸発を抑えているのです。 これは、木々が「お水ください!

    • 六甲高山植物園にて「六甲山ボタニカルフェア 牧野の足あと」神戸で見つける博士と植物 みてきました

      2023年7月15日 六甲高山植物園にて 六甲高山植物園にて現在開催中の展覧会では、貴重な資料が展示されています。この展示では、牧野富太郎博士の図や書簡などが取り上げられ、特に彼の神戸・関西での活動の記録が中心となっています。貴重な資料を通じて、博士の活動の軌跡を知ることができます。 ◆書簡から見る牧野博士と神戸の人々とのつながり 牧野博士は、熱心に研究に没頭するあまり、経済的に困難な時期もありました。そのような困難な状況を支えたのは、神戸の名士・池長孟氏でした。 博士

      • 六甲高山植物園にて森和男先生の植物ガイド

        2023年7月15日 六甲高山植物園にて 海抜865mの六甲高山植物園。この日は濃い霧に包まれ、幻想的な雰囲気が漂っていました。 園内を歩きながら、森和男先生の植物ガイドをお届けします。 1949年兵庫県西宮市に生まれる。1968年大阪府立園芸高等学校卒業。現在、植物自由業、東アジア野生植物研究会主宰。 六甲高山植物園アドバイザー、白山高山植物研究会理事 白馬五竜高山植物園顧問 第26回 松下正治記念賞受賞(公益財団法人松下幸之助記念財団) ◆アリマウマノスズクサの発見

        • 「植物 ⅹ 建築」の研究所 プロフィール

          「植物 ⅹ 建築」の研究所では、こんなことをご紹介していきます。 植物を植える環境での選び方 植物を植える場所での注意点 植物の育て方、メンテナンス 植物の空間における活かし方 植物 ⅹ 建築の 事例 植物の効用 植物とSDGs 季節の植物紹介 植物の専門家インタビュー    など こんにちは。 植物をこよなく愛する園芸家の ヒサタケ イツコです。 植物にまつわる、いろいろなことを楽しくお届けしていきます。 私は、母が植物好きであったことから、子供の頃か

          「高知フードトリップ&牧野博士のボタニカルワールド」のぞいてきました

          NHKの朝ドラ「らんまん」の主人公 牧野富太郎展が、いま大阪の阪神百貨店1階で開催中です ◆いまでいう植物オタク牧野富太郎博士は天真爛漫でかつ破天荒な人物でした そして、ずっと高知県の悲願であった、朝ドラの主人公となりました ◆精巧なボタニカルアートボタニカルアートや植物標本写真が展示されています ◆牧野博士といえばこの植物「らんまん」のタイトルバックのジョウロウホトトギスです 「わたしには成し遂げたいことがある。 それは日本のすべての植物を分類し名前を付けること。」

          「高知フードトリップ&牧野博士のボタニカルワールド」のぞいてきました