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「ドキュメンタリー映画」のドキュメント(1)

【記録も兼ねての公開です。何回になるかわかりませんがお付き合い下さい】

2019年の1月17日。
ミーティングのためにお台場を歩いていたところ、1本の電話が。
見知らぬ電話番号の場合、当然のように「出ない」はずがなぜか出たところ「佐久間さんでしょうか。私アメリカのドキュメント映画のキャスティングコーディネーターの◯◯でして……」と。
あまりに突然の、しかもちょっと斜め方面からの話で一瞬何を言ってるのか分からなかったのですが、今は出先であることで再度連絡して欲しいと伝えて、その場は切ったのでした。

今までの新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどいろんな媒体の取材については、1本のメールで来ることは多いのですが、なんで僕の携帯番号知ってるんだろう?と思いつつ、そういえば前々日に大阪の主夫仲間の方が、MLでドキュメンタリーの出演者を探しているとメッセージがあったなぁ〜、だけど僕は何も言ってないけどな〜とふわんと考えてました。きっとその大阪の主夫友が紹介したんだろうな、と。

で、次の日に改めて連絡があって詳しく聞くと、アメリカのハリウッドの映画会社から頼まれた、日本のコーディネーターからで「しゅうちゃんにコンタクトが取りたいと指名されてまして……」というオファーでした。僕への直接のオファーに戸惑いつつ(先の主夫友のMLでの「募集」で何人か手を挙げていたので)なぜ僕には直接のオファーなんですか?とストレートに聞くと
「はい。プロデューサーと監督双方からの指名なんですが、なんでもとある記事を読んで、興味を持ったらしく、ぜひ出て欲しいとのことで……」
とある記事?なんですか、それ。と聞くとAmi Westerveltの記事です、と。

実はこの日から遡ること半年以上前の2018年5月に、秘密結社主夫の友の仲間である掘込さんから紹介されて、アメリカ在住のライターであるAmi Westerveltさんのメールによるインタビューを受けておりました。それからその記事が、いつどこで公開されたのかは全く聞かされておらず、本人もすっかりと忘れていたのでした。その記事がきっかけとは。そのことを言うと「あ〜、アメリカあるあるですねw」と苦笑い。思わず「すみません、オファーもそうなんですが、その記事読んでないんです。教えてもらえませんか?」
で、その記事がこちら。
https://www.topic.com/japan-s-vegetable-eating-men?fbclid=IwAR2H8HiiaXQz12sTkE_uYrPfD5RBRvOLhXD4ul76elKohnOJEFqc0APTG-Q

……なるほど。金髪の日本人と言うビジュアルにも興味が引かれたらしいとも聞きました。実は、この記事のメールインタビューからさらに遡ること3ヶ月前に、オーストラリアのポッドキャスト会社の方が我が家に来て、インタビューを受けていたりして(これについては、いまだにどうなったのかは分からずじまい)実際に、年に1〜2度テレビの取材は受けるようにもなっていたし、映像の出演も比較的慣れていたし、なにより海外のメディアは日本のそれとは違ってきっと変なめんど臭さもないかもなぁ〜と勝手に思って、何より面白そうだったのでオファーを受けることにしました。

続く。

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