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【創業ストーリー】キャッシュを失った会社が、「ダントツの働き方への挑戦」を目指すまで

こんにちは!
グリーンフィールド広報です。

私たち株式会社グリーンフィールド・オーバーシーズ・アシスタンスは「世界をもっとボーダーレスに」というパーパスのもと、法人向けのアメリカビザ申請代行サービスを提供しています。

キャッシュを失ったとはいったいどういうことなのかーー。
どのような想いで創設され、どのような道を歩んできたのか。

今回はそんなことを、弊社代表の渡邊がお話します。


代表紹介

代表取締役 渡邊 究
大学院卒業後、エンジニアとして鉄鋼メーカーに入社。退社後、イギリスに留学。帰国後コンサルティングファームに入社。2003年4月16日に株式会社グリーンフィールド・オーバーシーズ・アシスタンスを設立。

ビジネスのアイデアはあるが行き詰っていた

グリーンフィールドにはファウンダーの小川さんと松本さんという方がいます。

私が初めて小川さんに会ったのは2001年頃だったと思います。高校の恩師の紹介でした。

また当時小川さんと同じアメリカビザの申請代行の会社で働いていたのが、松本さんでした。もう一人の株主の川喜田さんも、小川さんが名古屋で旅行代理店をやっていたころからの友人として紹介されました。

その頃10人ぐらいが参加する異業種交流会で定期的に集まる中で、4人でアメリカでのロングステイをビジネスにすることを考えていました。

定年退職後にしばらく日本を離れて住む場所としてオーストラリアやタイなどがありますが、ビザの問題が解決すればアメリカが最も人気のロングステイ先だと考えていたからです。

研修ビザ(Jビザ)のプログラムによっては、何か学びながらアメリカに滞在することはできるのですが、最長18か月の制限とロングステイとしては短く、行き詰っていました。

アメリカビザ申請代行会社の立ち上げ

そんな2003年の1月。

松本さんがアメリカビザ申請代行の会社の社長と折り合いがつかなくなり会社を飛び出し、その直後に小川さんも同じように辞めました。

そこでロングステイのビジネスはとりあえず置いておいて、小川さんと松本さんが働くためのアメリカビザ申請代行会社をまずは立ち上げよう、というのが今のグリーンフィールドのスタートになります。

2003年4月、設立

その頃私はコンサルティングファームで働いていました。大学院卒業後エンジニアとして鉄鋼メーカーに入りましたが、2年経たずに辞めイギリスに留学。

帰国後そのコンサルティングファームに入って4年が経ったころでした。

仕事の合間に、グリーンフィールドの会社設立の事業計画を作ったり、出資者を募ったりということをお手伝いしました。

資金的な目途が経った2003年4月16日、グリーンフィールドは設立されました。


※FY2023 、日本人の全ビザ申請数(米国国務書HP/Report of the Visa Officeより)17,116件のうち、当社Eビザ申請数は1,877件あり、シェア10.9%を占めます。 米国ビザに関する豊富な経験・ノウハウを活かし、米国ビザに関する適格なアドバイスを提供するほか、複雑な手続きに伴うお客様の手間を軽減し、スピーディーな申請作業を実現する仕組で、多くのお客様から高い評価を得ています。


すこしばかりの後悔

グリーンフィールドの社名の由来は、アメリカでチャレンジする人、荒れ果てたグリーンフィールド(荒野)に何もない状態からビジネスを立ち上げるような、そんな人をサポートする会社、と言う意味でグリーンフィールドと名付けました。

ただグリーンフィールドだけでは何の会社かよく分からないのでは、と言うアドバイスを受け、オーバーシーズ・アシスタンスも後ろに付けましたが、後で文字数が多すぎることは後悔しました。

二ッチビジネスの面白さに気づく

六本木通り沿いのゴルフパートナーから赤坂に向かって坂を上り、右側のメキシコ料理屋のとなり、1階に椅子の工房が入るビルの4階が初めのオフィスでした。

デスクが8つ、4人掛けの面談スペースとファックスでいっぱいの小さなオフィスでグリーンフィールドはスタートしました。

一方私は体力的にもきつかったのでコンサルティングファームを辞めることを決めていました。

ただ転職活動がなかなか上手くいかなかったこと、またアメリカのビザ申請代行がいわゆるニッチでビジネスとして非常に面白いことも分かり、グリーンフィールドのビジネスが軌道にのるまでとして、2003年9月から業務委託で手伝うことになりました。

そして2006年、社長としてグリーンフィールドに入りました。

必ず喫茶店でコーヒーを飲む

会社を立ち上げたばかりの時はネットを使うことはほとんどなく、書類作成も電子タイプライターでした。

申請情報を集めるのをファックスからメール添付に変え、質問書や記入例を作り、請求書もワードからアクセスに変えていきました。

面接予約が始まってしばらくは大使館へのビザ申請料の支払いはファックスでしたし、今はオンラインで締結する取引基本契約書も、弁護士さんと相談して作り始めたのは2010年でした。

そんなのんびりした感じでしたので、何年間は昼食はオフィスを閉めて全員で食べに行き、必ず喫茶店でコーヒーを飲む、そんな毎日でした。

人も、売り上げも止まり、キャッシュがなくなる

会社を設立してから5年ぐらいは、それほど営業をせずともホームページから問い合わせがあり、売り上げも伸び、毎年2割近く売り上げが伸びて行きました。

そんな時にリーマンショックが起こりました。

リーマンブラザーズのニュースを見て金融業界も大変だなぁと思っていた直後、人の移動が止まり、売り上げが激減。

2~3か月経つと、キャッシュもなくなる状況になりました。

結果的には6か月経ったころ人も動き出し業績も戻りましたが、コロナ禍と並ぶほど強く記憶に残る出来事になりました。

外的要因で変わらざるを得ないこともある

その頃現在も続いているテレマも始まり、積極的に営業も行うようになり、現在のオフィサーの夏目さんも入社をし、やっとまともにマーケティングを行う会社になりました。

コロナも含め、外的要因によって「会社はもう変わらざるを得ない」というようなことがあります。

それにより、会社も1つ2つとステップアップしていけるのだと思います。


[編集者より]

設立当初の小さなオフィスから始まり、コロナなどの困難を乗り越え着実に成長してきたグリーンフィールド。

昨年入社したばかりの私は、右も左も分からない状況の中、渡邊社長の言葉一つ一つが、グリーンフィールドという会社を理解するためのヒントとなっています。

特に印象的なのは、「社員一人ひとりが、グリーンフィールドという組織の一員としての自覚を持ち、自ら考え、行動する」という、自走する組織へのビジョンです。

正直なところ、現時点では、自分に何ができるのか、どのように貢献していけばいいのか、まだ手探りの状態です。

それでも、日々新しいことを吸収し、頼りになる上長や、先輩社員の方々に支えられながら、一日でも早くグリーンフィールドの力になれるよう、努力していきたいと思っています。

渡邊社長が描く「世界中の人々と企業が、より自由に、ストレスなく繋がることができる未来」を、実現できるよう、グリーンフィールドの魅力を社内、そして社外に発信していくことに全力で取り組みます!

このエピソードを通じて、少しでも私たちのことを理解していただけたら嬉しいです!

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