モリゼミSeason1最終報告 -世界の市役所から学ぶ-
あっという間の半年間
面白そう、という気軽な気持ちで参加したモリゼミは、想定以上にハードなコミットしたゼミでした。独特な熱量の高さとスピード感と、なんとも言えないアジャイル感があり、それでいてそれに慣れると心地よくもあり、2週間に1回のチームMTGとその間のあるオープンレクチャーや、モリゼミ生が集結するクローズドゼミが良い刺激と指標になっていました。
モリゼミからの学び
オランダの多様性を主体的に学び進めてきて、その学びから確実に得るものはありました。今までオランダを実は良く知らなかったということもありますし、表面だけをすくうのではなく、系譜や思想の背景となる側面まで学ぶからこそ、自分の言葉として伝えていく発信していくことができるものもあるということを実感しました。
そして、モリゼミを通して、国のリサーチだけでなく、自己内省につながることも多くあり、その一つ一つはここでは触れませんが、それらの内省と気づきは、私にとっては一つ一つを心に留め自らの今後の歩みを進める中で意識していくことであったり、課題として捉えていきたいことであったりします。
モリゼミがあり、ここで出会った方々と対話を続けていくからこそ得ることのできた学びがあります。
オンラインの可能性
最初はオンラインでどのように進めていくのか、戸惑いもあったように思いつつ、実際初めてみると、リアルでお会いしたことがない方々とここまで深く討議ができのだということを実感し、新たなつながり方を発見しました。
オンラインだからこそ物理的な距離を超えて出会うことのできた方々がいらっしゃるのも事実で、それは新たなつながり方として今後もあり続けて欲しいと思うものです。オンラインならではの時と場所を気にしないスピード感のあるつながり方。
最終報告、そしてこれから
オランダの「多様性」をキーワードに学びを深めてきて日本で何を私たちはやっていくのかを構想し続けた半年でした。
最終報告というのは一つの節目だったと思いますが、それは新たな章のスタートでもあり、これから始まる物語があるのだと思います。モリゼミ・オランダチームという枠がはずれた時、個としてどこまで私は進めていくことができるのか、せっかく学んできて構想を描いてきたものを活かしていくことができるのか、言い訳をせずに進めていくそれが求められるのだろうと思い、また、この半年間かけてモリゼミが後押ししてくれたと思うと、今後も構想を具現化するために進めていきたいと今日改めて最終発表を終えて今心に思っています。
半年間ありがとうございました。