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本多さおりさんと矢島史さんに会いにいく〜10月22日、ライティング部参加〜

はじめに

秋らしい気候の中、皆さんも活発に諸活動をしていらっしゃるのではないでしょうか。私も、ということで、一昨日私がこのところはまっている整理収納コンサルタントの本多さおりさんと、本多さんの著書のライターをしていらっしゃる矢島史さん主催のワークショップに参加してきました。


1.本多さおりさん、矢島史さんを私が知った経緯(この項はワークショップの内容とはあまり関係ないので飛ばして読んでいただいても大丈夫です)

コロナ禍の中、私も片付けブームに乗り、片付け本を参考に家の片付けをするようになりました。数ある片付け本を読む中で、本多さんの著書にも出会いました。最初に手に取ったのは、偶然にも本多さんの最初の著書、『片付けたくなる部屋づくり』。分かりやすい内容と説明、やりやすい掃除の仕方や本多さんの当時のご自宅の居心地の良さそうな様子の画像。なんかいいなあ、と繰り返し読みました。自然に本多さんのほかの著書も読むようになりました。
そんな中で、説明の文章にも興味を持つようになりました。本多さんの一人称形式で書かれているのですが、何だか生き生きしていていいのです。巻末の取材・文のところにあるのはだいたい矢島史さんという方。どんな方かな?と思っていました。
本多さんの著書の巻末には、本多さんのWebサイトなどのURLも載っていました。それらを経由して、矢島さんとのvoicyや、お二人のInstagramを知りました。Instagramや近著では、矢島さんのお顔なんかも拝見しちゃいました。
なんかこのコンビいい!と思っていたところに、ライティング部のお知らせがSNSに載り、文章を書くのが好き、でも難しいところもある、と言葉の魅力に少し恐れと憧れを抱く私は参加したくなったのでした。

2.ライティング部
ライティング部とはライターの矢島さんを部長、本多さんを副部長に、色々な文章を書いていく「部活」です。お二人の開設で、部員を募集されました。

第一回目の今回のテーマは、「本多さおりさんを取材して原稿を書く」。
取材?どんな風にやるんだろう?事前に質問を用意しておくのかな?と参加日のだいぶ前からドキドキ。部員募集は12名とあったから、ほかの方も聞きたいことがあって、質問はそんなにたくさんじゃなくていいかな、と少しだけ考えておきました。実際にほかの参加者の方々の良い質問に、そんなに気張らなくてよかったか、と当日ほっとしました。

迎えた当日は、部員である参加者の皆さんは仕事を持っていらっしゃっる方も多くて、それは予想通りでした。本多さんへの質問も、皆さん自身のお仕事への取り組み方の参考になる、本多さんのお仕事、その元となる生き方に関するものが多かったです。

3.本多さんへのQ&A抜粋

(まず、これは私の用意していた質問です)
Q.著作に何回か“貪欲”という言葉を使って、楽しく快適に暮らす提案をしていらっしゃるが、あえてマイナスのニュアンスを持つ言葉を使ったのはなぜですか?

A.マイナスのニュアンスのある言葉と捉えていませんでした。高校時代所属していたバドミントン部の顧問の方が皆にちょくちょく言っていた言葉で、いいなあと思っていました。だから自分の中に自然にあったのだと思います。

(追記)
実はこの質問は聞いて、本多さんがお好きな言葉だったのに、マイナスのニュアンスと表現してしまって済まなかったなあ、と後悔したものです。気をつけなきゃいけないですね。

(こちらはほかの部員さんの質問です)
Q.整理収納コンサルタントとして活動されるに当たって、迷いはありませんでしたか?

A.前職は金融関係でした。ずっと続けるつもりでしたが、参ってしまい、辞めることになりました。先が真っ暗になりました。手探りでやるしかなかったので、とにかくやってみるしかありませんでした。今も目の前のことをやるしかなくて、整理収納の仕事自体をするのに迷いを持ったことはありません。

4.本多さんの歩みの一部

後者のQ&Aは皆さんが質問を膨らませて、本多さんも色々やってこられたことを語ってくれました。本多さんの歩みに興味のある方のために以下、それをお伝えしたいと思います。

(本多さんが整理収納コンサルタントの資格を得た後のことと思います)
整理収納の仕事口があるか、大手の家事代行の会社にも電話してみたそうです。元々整理収納関係は掃除の前段階にあるものとして、ハウスキーピング協会が作った資格だそうです。ですが、整理収納に特化した家事代行の仕事はない、と言われたそうです。

その後は、本を読むなど模索して、本に書いてあった通りにブログを立ち上げたそうです。それしか選択肢がなかった、と話していらっしゃいました。そのブログのタイトルが『片付けたくなる部屋づくり』。文章を書いたりするのは得意じゃなかったけど、それ以外にやってみることがない、とご友人の部屋の片付けをしたビフォーアフターを載せたりしていたそうです。ブログ更新の頻度も週に1.2回とひんぱんにして、ブログの中でもランキング10位以内に入るようになり、それがモチベーションになったそうです。
そのブログの読者に編集者など今の仕事に結びつく方々がいたそうです。
初めてのそちら関係の仕事は、アイリスオーヤマの社員の読者の方に依頼された記事の連載。ギャラ(という?)の相場も分からないまま引き受けて仕事に取り組みました、とも話していらっしゃいました。

5.私の感想

私の部活当日のメモ書きには、ここまでしか書いてありませんし、部活中は緊張して何も考えられませんでした。終わって帰宅した後、改めて本多さんの歩みの一部を振り返らさせていただきました。
本多さんにも暗黒の時代がおありだったんだな、普通に話していたけど、苦悩もあったんだな、とひとりの人間としての生き様を感じました。私も自分と向き合って生きていこう、そんな勇気をもらいました。

本多さんは、Q&Aでも話していらっしゃったように、今も、今目の前にあることをやっていらっしゃいます。不安はある時もあるけど迷いはない、とも言っていらっしゃいました。今もフロンティアなんだなあ、と思いました。

それと、ご自分の身近な人たちからの言葉を大切にしてらっしゃいました。著書の中にも出てくる言葉やほかの言葉。ほかの部員さんに言っていらしたことを盗み聞きしたのですが(すみません)、矢島さんの言葉も大切にしていらっしゃいました。具体的な言葉は緊張していて忘れましたが、「また今度!」という言葉がありました。今できることをやるしかない、あとはまた今度。そう考えたら気楽になれそうです。私も参考にしよう。

おわりに
私にとっては部活、とは言え初めてのワークショップというものの参加で、本当に緊張しっぱなしでした。そんな中、部長の矢島さんも副部長の本多さんも、ほかの部員の皆さんも優しくて、終わった後、行って良かったなあと思いました。この文章も、私の時間がないので部活後添削していただく原稿をメールで送ります、と時間外のお仕事にしてしまいましたが、矢島さんがしっかりと添削、アドバイス、励ましのメールを送ってくださり、それを元に書きました。お手間をかけました。

この場を借りて、ライティング部の皆さまに感謝したいと思います。ありがとうございました。また興味のあるテーマの時に参加させていただきますね!
ちなみに矢島さんも部員の一人の方(すみません、ペンネームを失念しました)もnoteをやっていらっしゃいます。ぜひ飛んでみて下さい。矢島さんのnoteは矢島さんのフルネームを検索すれば大丈夫と思います。





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