2024/5/19 週刊SEOニュースと感想
Open AIによるGPT-4oの発表や、OAI(SGE)の一般展開など、かなり動きのある1週間でしたね。なんというか本格的にコンテンツSEOという施策が変わっていきそうな節目にいる気がして感慨ぶかいです。
個人的に気になった5月13日週のSEO関連ニュースをまとめました。
毎週週末にその週の気になったニュースをまとめて公開していますので、
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Open AiがGPT-4oを発表
下馬評では次世代の検索エンジンを発表すると言う話でしたが、新しい何かでした。
「ChatGPT-5でもない、検索エンジンでもない」と表現しているように、自然なテンポでのリアルタイム音声会話が可能になりました。
実際に使ってみましたが、確かに反応早いですね。音声検索でサクッと知りたい情報を確認するのはかなり使い勝手が良さそうです。
辞書的な内容を知るためのKnowクエリはやはり打撃を受けて行きそうですが、少し込み入った内容や、見解の分かれる内容については引き続き人間の手で編集されたものの方に分がありそうです。(これもすぐに克服してきそうではありますが・・・)
現状での予想はあまり意味がなさそうですが、コンテンツSEOをする場合は「専門性」「独自性」「一次情報」は今後も引き続き重要なキーワードになると思います。
「映画」関連のSERPs機能の強化
映画系クエリでおすす「観たいものリスト」「サブスクごとのソート機能」をテスト中の様子。
観たいものリストはすごいですね。私はフィルマークスで観たい映画をピックしてましたが、グーグルも同様のことをできるようにするとは。
最近は検索結果で完結させる仕様変更が多いですねー。グーグル自体が一つのアグリケーションメディアとして機能するようにテストしているような気もします。
サイト運営者としては打撃になる部分はあるものの、ユーザーとしては確かに検索結果で全て完結するならそれに越したことはないかもしれません。
また今後は「漫画」「小説」などなど他ジャンルでも似たような機能は実装される可能性が高いですね。こちらもウォッチして行きます。
アメリカでAIO(旧SGE)が展開
https://x.com/searchliaison/status/1790440947928760461
ついにきてしまいました。AIO(旧SGE)の本格実装。
SGEについては、クリック率が低下する、Knowクエリの0クリック検索が増えて、サイト流入数が減るのでは、などなど危惧される声も多いものでした。
AIOはGoogleにとっても諸刃の剣です。そのため、「Googleも導入は慎重になるに違いないし、ブームのほとぼりが冷めるのを待っているのでは?」といった声もあったのですが、希望的観測でしたね。
今後、AIO日本にも展開されると考えていった方が良さそうです。
そうなるとAIOのハックも当然必要になってくるわけで・・・。
AIO対策について、ウォッチしてみて、私もnoteにまとめてみようと思います。
AIを実装した方が効果が高いと言う見解も・・・
AIOの方がより多くのクリックを獲得している、つまりWebサイトへの送客に貢献しているという見解をGoogle自身がブログで表明しています。
もし本当にそうなら、朗報です。Webサイト運営者としては、AI検索やAIOで流入が減ると予想しており、SEO集客自体が弱くなってしまうのでは、ともっぱら危惧されていました。
ただこちらの見解のポジショントーク感は否めない・・・。今回でサーチコンソールでもAIO経由での流入状況を確認できるようになったため、日本でも実装された暁にはウォッチして行きたいですね。
サブディレの手動対策で「サイト全体への影響」も示唆?
手動対策を受けた後のハックがXを駆け巡ってましたが、やめた方が良さそうです。サイト全体への影響を示唆しているので、イタチごっこを続けるとドメインごとダメージを受けそうです。
これも寄生サイト側はまた別の寄生先を探せば良いので、事業者側でストップをかける必要がありそうです。
ただ会社によっては大きな前例がないとストップをかけるのが難しいところもある気もします・・・。
このサイト全体のペナルティについても、どの程度のダメージになるのかはウォッチしたいですね。
過去の被リンク時代には、指名検索ですらサイトが出てこないと言った話も聞くので、そうなると事業にかなりのインパクトになるでしょう。
RedditとOpen Aiが連携
Redditが何かと話題ですね。生の声の総体なので、確かにAIに学習させるのは良いことなのかもしれません。教材として優れているかどうかはおいておいて・・・。
日本の2ch全盛期時代も、有益な情報が落ちていましたし、使い方次第ではあるんでしょうね。嘘を嘘と見抜けないAIがどんな進化を遂げるのか見ものですね
サービス提供地域はローカルパックのランキングに影響を与える?
サービス提供地域の設定がランキングに影響するのであれば、設定がマストになりそうです。
あくまで配送などを行う場合に設定するものと認識していて、ランキング操作を目的とした設定は結構危険であると言う話もどこかで聞いた記憶があります。今回の場合はどうなるんでしょうか。
市区町村単位で区切ってたくさん登録しているところもちらほら見かけますが、ランキング要員であればこれも効果的な施策になるのかもしれないですね・・・
ビジネスプロフィールはハック的な部分があまり推奨されないので、様子を見て設定して行きたいですね。
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