持たない暮らしのその先は
20代の初めごろ、金子由紀子さんの「持たない暮らし」という本を読んで、私の価値観は大きく変わりました。
当時実家住まいで、自室に要らないものをそこそこ溜め込んでいましたが、たくさんのゴミ袋を出して大掛かりな整理をしました。就職して一人暮らしを始めたときからテレビは一度も持たなかったし、炊飯器や電子レンジも初代が壊れてからは買わずに生活をしています。
2chの「トランクひとつで暮らしたい」スレや「持たない暮らし」スレをわくわくしながら巡回したり、ゆるりまいさんのブログに衝撃を受けたり、断捨離・こんまり・ミニマリストなどの一大ムーブメントをかじってみたり…その時々によって波はあれど、現在アラフォーですから、それなりの時間を経て「持たない暮らし」は自分の生活に染みついた考え方になっています。
ですが、最近もう一歩先に行かないといけない気がしてきました。
例えば、今あるものを使い切る「買わない暮らし」。
例えば、応援したいお店や会社に投票するような気分で「選びとる暮らし」。
例えば、サスティナブルなものを選ぶ「社会や環境に優しい暮らし」。
ただ持たないこと、削ぎ落とすことを目的にしてしまうと、少なけりゃいいでしょ?だから捨てりゃいいでしょ?の精神になってしまうことがままある、と思うのです。私自身の反省や後悔をベースとした体感として。
「持たない暮らし」の先へ行ってみたい。
そして、健やかに穏やかに軽やかに暮らしたい。
そう思って、取り組む過程をnoteに綴ることにしました。綴る中で、より心地よい日々を送るための何かが掴めたらすごくいいな、と思いながら。
おまけの自己紹介
名前はmitsubaです。
1987年生まれ。生まれも育ちも関西。これからもきっとずっと関西。
間取りこそ1LDKですが、古くて小さな賃貸マンションに一人暮らし。
友だちも恋人も、もちろん旦那も子どももいません。一人でいるのが好きすぎる生粋のぼっち。一応社会人として働いてはいます。
趣味は読書と美術館巡り。パンとコーヒーと猫が好きです。
自己紹介終わり。よろしくお願いします。
mitsuba