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人里の巨木・古舘の大ケヤキを未来へつなぐ №5

◇保存へ新たなステージ

 2023年1月、いよいよ大ケヤキの保存へ向けて新たな一歩を踏み出しました。県の交付金を受け、大ケヤキの枯れ枝や畑に伸びている危険な枝を伐採したのです。さらに大ケヤキに寄り添うように伸びていたモミの木も大ケヤキを守るため伐採しました。また周辺に生えていた雑木なども切り倒し、大ケヤキが見やすくなりました。タイトル写真は大ケヤキを後ろ(北側)からみた姿です。こぶがある太い幹、無数の太い根、その後ろ姿もなんとなく迫力あります。また土塁の上に立っていることが非常に分かりやすくなったと思います。
 この報告をご覧になった多くの方に、大ケヤキを見に来ていただきました。見る人、見る人すべてが「こんな立派な巨木があるなんて知らなかった」「初めて見ましたが、生命力に圧倒されました」などの声を寄せていただきました。本当にありがとうございます。
 さて、保存活動はこれからが本番です。今年度は切り取った枝を活用したコースターづくりを行います。先日、地元の町内会長さんや材木店の会長らにも切った枝から使えそうなものを選んでいただきました。どんなものができるのかいまのところ全く分かりませんが、3月末完成を目指しています。頑張ります。

 
 

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