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3.11の記憶

いつも会社で黙祷してた3.11が昨日は土曜日でした。
買物の帰り道に3.11のこと思い出たので書き留めます。

あの時は金曜日でもっともっと寒くて、
品川シーサイドから歩いて帰ったんだけど、大岡山まで会社の人と一緒でそこから一人になって、
線路沿いに自由が丘出て九品仏に出て、
九品仏からは環八沿いに歩いて、
今日よりもっともっと寒い日で、九品仏の駅前のローソンで手袋を買って帰った。
たまたまぺったんこ靴だったからずーっとひたすら歩いて家に着いたんだよね。
家に辿り着いたら両親が迎えてくれて、そこでやっと張り詰めてた緊張が解けてへたり込んだ記憶がある。
翌朝まで余震が続いて、震源地が東京湾っていうのを見て本当に怖かったのは、記憶というより体が覚えてる恐怖。

福島出身の同期が、揺れた直後に原発を心配してて、それまで福島に原発があることすら知らなくて、後から振り返って、直ぐに原発を心配した同期と気づきもしなかった私ののほほんさを思い知ったり。
携帯が全然繋がらない中で、会社の私の机の電話が奇跡的に繋がって、隣の営業部の人もその電話で家族に連絡取ったり(その方は先日亡くなってしまった)。

被災地にどれだけ寄り添えてるのかわからないけれど、私も3.11を記憶してるし、絶対に忘れないです。

やっとお給料に余裕が出てきて、父親が続けてきた震災遺児の教育寄付に震災10年後から新規参加して、20年目、つまり二十歳になるまで続けられたら良いなと。がんばって働くぞ。

3.11は絶対に忘れません。

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