基礎3 : CBD CBN CBG THC

2023年1月25日 07:36

#はじめに

こんにちは。GREEN XのJOです。

なぜ私が日本では違法麻薬という強い印象を持たれた大麻に興味をもち、その化合物群であるカンナビノイドが我々人類のQuality of Life (生活の質) を改善しうる、と考えついたのか、について書いてみたいと思います。

私のミッションは、深い調査しなくても、誰でも現状を理解し、最初の一歩を踏み出すことができることを目指していますので、詳細はリンクとして、論点を要約して記載します。また、メリット、リスク、それぞれ明確に記載することを心がけたいと思います。

#テーマ

今回のテーマは、CBD、CBN、CBG、THC、これら世界的にも研究が進み、利活用が拡大している成分について深掘りしたいと思います。

#個人的な感想

ネットには様々なレビューが溢れているので、ここでは様々な製品を試した私の感覚と一般論をうまく整理したいと思います。

ほぼ全ての人がまずはCBDから試すと思います。私は、Vapemaniaさんで、CBD & CBNグミを購入しデビューしました。夜、テレビを見ながらリラックスしている時間帯に摂取しましたが、そのままソファで寝落ちしていて、その効果に大変驚いた事を鮮明に覚えています。

まず大前提として、信頼できるショップやブランドから購入しましょう。また、安すぎる製品、理由もなく相対的に高価な製品も避けるべきと考えます。CBDを中心にすでに希少品から汎用品化しつつありますので、よほどの事がない限り価格が大きく乖離する理由は、一定の品質下ではないと考えます。

よく考えてください、自分の健康改善やリスク軽減のためにカンナビノイドを摂取するのに、低品質のリスク製品を買う理由はありませんよね。それはお金を失うマイナスと健康リスクを取る、ダブルのマイナスになりかねませんので、カンナビノイドと付き合うと決めたら、適当ではなく計画的かつ一定の投資すべきであると私は考えます。

次に、現在の私カンナビノイド・ルーチンをお話ししたいと思います。
(1) 朝ご飯の後、CBDオイルを経口摂取
CBD摂取による体感は人によると思いますが、私の場合は、少しリラックス効果を感じます。オイル特有の匂い、味、などが大きく作用している事もあります。いきなり体に大きな変化が現れるわけではなく、私の利用法としては研究で示されている効果を中長期で享受できる事を期待しています。特に眠くなったり、ふらついたり、ボーッとしたりはしません、日常生活に支障はありません。一言で言えば、「癒しのカンナビノイド」として、心の安静と体のためのサプリとして位置付けでいます、確かに精神的な安定効果はプラシーボと含めてあると言えます。

やや高価にはなりますが高濃度のCBDオイルを1-2滴、舌下に垂らしての摂取がオススメです。味はめっちゃグリーン🌿という苦味しかありませんが、その味と独特の香りが心や体に働きかけてくれていると体感できます。

(2) 日中は、CBGリキッドをペイピングしています。CBGは精神効果はなく、リラックス効果も感じられないため、CBDやCRDとの組み合わせであれば日中の作業や仕事に影響は出ません。一般的には「目覚めのカンナビノイド」として、視界がクリアになったり、意識がハッキリしたり、といった体感が報告されていて、私自身も集中力を高める様な使い方として捉えています。

CBGは現在医療用として重点的に研究が行われている化合物でもあり、すでに挙がっている潜在的効果だけでも、人類にとっては大きなリスク軽減となり得ます。ですので、私は集中力の向上、気分転換、潜在的なリスク軽減 (ECSの正常化)、への投資として利活用しています。

日中ですので、仕事など様々な制限があると思うので、CBGの摂取はベイピングかグミがオススメです。プラシーボ効果も含めて、気分転換として利活用すると良いと思います。

(3) 1日の作業や仕事を終えて、夕ご飯やお風呂も終えて、あとは寝るまでの時間帯。好きな音楽を聞くか、好きなテレビを見るか、Netflixを見るか、など考えながらCBNリキッドをベイピング、或いはCBN + CBDグミを食べたりしています。摂取方法は完全に気分の問題かと思いますので、個々の趣味で良いかなと思います。

CBNは「眠りのカンナビノイド」と呼ばれているくらい睡眠に影響する化合物であると私も思います。CBDやCBGと比較しても、明らかに体感はあり、車の運転や機械の操縦などは絶対に避けるべきものです。例えば睡眠薬や眠気が増す様な処方薬を飲んで車の運転をしないのと同様です。

CBNはCBDやCBGとは違い、様々な作用の享受に加えて、入眠やリラックス効果を得る事ができる「夜のカンナビノイド」と位置付けるのが正しい整理と思います。不眠症の方、不安になる夜、疼痛に苛まれる夜、1週間の疲れを一気に癒したい夜、など用途を限定しやすいのも良い点かと思います。

私のCBNの付き合い方は、ワインを飲む、葉巻を吸う、のように少し優雅に過ごしたい、リラックスしたい夜に向き合う様にしています。

#CBDとは

大麻草の中でも最大40%程度を占めるカンナビノイドであり、カンナビジオール、略称CBDと呼ばれている。CBDは世界的に最も研究や利用が進んでおり、商品名エピディオレックスとして、アメリカで2018年に医薬品に承認、欧州では2019年に承認されている。精神作用はなく、乱用、依存、身体依存、耐性はみられない。CBDは広く医療への応用の可能性があるとみなされている―臨床報告によると、副作用が少なく、特に向精神作用がなく、精神運動学習や心理的な機能に影響がない事などがその理由である。

一般的に認識されているメリットは
(1) 抗けいれん作用
(2) 抗腫瘍作用
(3) 抗酸化作用
(4) 神経保護作用
(5) 抗精神病作用
普段の生活においては、鎮痛効果、睡眠導入、不安や緊張の緩和 (リラックス効果)、が期待できる。上記のECSを正常化させる作用をもっている。

#CBNとは

CBNとはカンナビノールの略称で、含有量が極めて少ないレアカンナビノイドとされている。

カンナビノール（CBN）は、時間の経過とともに、テトラヒドロカンナビノール（THC）が分解されて出来るカンナビノイドのことです。乾燥した大麻原料を酸素や熱にさらすと、THCの分解が促進されてCBNが生成されます。CBNの酩酊作用はわずかであり、現在の研究ではTHCの4分の1程度の作用しかないとされています。

https://cbd-library.com/cbn/?type=AMP

端的に言うと、収穫された大麻草を放置すると、TCHがCBNに変わる。CBNの効果は、独特な抗不眠作用、つまり睡眠導入が代表的なものになる。抗菌作用、抗炎症作用、抗けいれん作用、鎮痛作用、骨細胞の成長促進剤、などのメリットも認められている。

最もわかりやすい利用シーンは、夜のリラックスできる環境での摂取によって、従来のよりも質の良い睡眠が期待できる。

#CBGとは

CBG（カンナビゲロール）は、大麻に含まれる、酩酊作用を持たないカンナビノイドです。CBGには、抗菌作用や抗炎症作用など、多くの治療効果が期待されています。ヘンプ（産業用大麻）を原料とするCBGは、THC（テトラヒドロカンナビノール）含有量が0.3%未満であるため、ほとんどの国で合法とされています。

https://cbd-library.com/cbg/

CBGはCBN同様に大麻草に1%程度しか含まれないレアカンナビノイドとされている。CBNは時間経過によってTHCから変化するのに対して、CBGは多くのカンナビノイドの原点であり、若い大麻草の中にしか含有されない。

作用としては、神経保護作用、抗炎症作用、抗腫瘍効果、防腐抗菌作用、緑内障への効果、などのメリットが認められています。現状の日本市場では、CBDやCBNと比較して、眠くならず、集中力が高まるとされ、朝のカンナビノイドとしての活用されている。

#THCについて

大麻（麻）に含まれる化学成分カンビナノイドのひとつ、TetraHydroCannabinol（テトラヒドロカンナビノール）の略称を言います。

一般的に嗜好用大麻と言われるマリファナに3〜25%含まれる主成分であり、気分を高揚させる精神作用を与えるため、日本では医療目的でさえ厳しく規制されています。

一方で、早くから寛容政策をとっているオランダ（実際は合法化ではなく非厳罰化）をはじめ、海外ではマリファナの使用を認めている国が増えつつあります。たとえば2018年10月には、カナダが嗜好品としての大麻の所持・使用を合法化したというニュースが大きな話題になりました。

その他アメリカも2012年以降、州単位で嗜好用大麻の合法化が進み、現在は15州（2022年1月現在）が解禁しています。

https://cbd-library.com/thc/

法的解釈の記事でも記載した通り、「成分規制」によって、日本国内においては用途を問わず違法成分となっている。現時点では違法化合物であり、我々の人生においても避ける一択でしかないため、深く掘り下げることはしない。

#副作用について (再掲)

カンナビノイドの摂取による副作用については、世界的に研究が進んでいる。ここでは、人為的に化学修飾され何が起こるかはわからない合成・半合成カンナビノイドは除外し、植物性カンナビノイドに限定します。また、精神作用のあるTHCと精神作用のないその他のカンナビノイドも分けて議論する必要がある。最後に、カンナビノイドは葉、リキッド、エディブル (グミ、チョコ等)、化粧品等の摂取方法がありますが、あくまで化合物の副作用に限定します。

精神作用があり日本では違法であるTHC。まず明らかなリスクは依存性・耽溺性。その度合いや禁断症状は他の規制麻薬よりは低位なものの、大麻も例外ではない。合わせて幻覚作用があることも他人への危険行為に繋がるリスクがある。特に統計的にも多いのは交通事故の増加であろう。

一方、精神作用のないCBD、CBN、CBGといったカンナビノイドについては、様々な研究を通して致命的な副作用は報告されていない。事例としては、口の渇き、低血圧、めまい、眠気、などが挙げられている。やはり車や機械の運転を行う場合の摂取は避けるべきであろう。摂取量としては、1日 100-800mgの経口摂取が一般的とされているが、医療用の研究では1,500mgを4週間与えても副作用がなかったことは認められている。

これらから言えることは、よほど異常な摂取をしない限り、量的なリスクは少なく、CBDの摂取による身体的なリスクも一般的に許容できる範囲のものと言える。

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