闇属性 in 滝観洞
昨年10月12日
岩手の鍾乳洞2箇所目・滝観洞へ行って参りましたᕕ( ᐛ )ᕗ
奥まった場所にある割に、釜石自動車道滝観洞ICから車で5分と意外とアクセスしやすい。
JR釜石線でも行けます。
"滝"観洞の名の通り大きな滝があるらしいのは聞いていました。
その滝に辿り着くまでが結構大変らしいのも聞いていました。
言うて幽玄洞行ったしあんな感じっしょ🙄と若干余裕ぶっこきつつちゃんとした装備で行くおれ。地下は何があるか分からねぇ。
滝観洞の周りも良き風景。
受付でヘルメットを貸し出されます。
どうも必須らしいがまあまあサイズが緩い、大丈夫なのかそんなんで。
いざ洞内へ。
せっっっっま
ちょっと待て狭い。おかしい(おかしくはない)
かがまないと無理。
いきなり滝観洞の洗礼を受けました。閉所恐怖症の人はやめた方がいい。
もう少し進むと映えスポット。
先程より更に狭い。
初手でビビらされたもんで人工物(電飾)を見るとめちゃくちゃ落ち着く。
そんなこんなで地底に到着。
ここから滝まで長い道のりの始まりです。
伝わりますかね、この「本当にここ通路か!?」感。
写真に収めているのは比較的歩きやすいところのみです。何故なら歩きにくいところは本当に歩きにくいから。かがみ歩き・しゃがみ歩きしなきゃならんから。
いいぜ…これだよおれが求めていた鍾乳洞はよ…。
あ、滝はまだ先ですよ。
画質ガビガビでごめんなさい;;
瀬織津姫の滝と書いてあります
とても控えめな滝。
瀬織津姫様は水の神様ですね。岩手の早池峰神社の御祭神でもあったはず…確か…。
夫婦滝の片方があるということは本命も近いはず…ですがだいぶ奥まで来たので流石のおれもちょっと怖くなってきた。
青い何かが見えてきた。そして滝の音がやたらでかい。
もしや着いたか…!?
青い光が岩の下から見えてるでしょう、あそこをくぐって行くんですよ。
綺麗なものをそう易々と見せてたまるかという強い意志を感じる(多分そんな気は無い)
それではご覧下さい。
滝観洞の顔・天の岩戸の滝です。
すげーーー!!!💙✨
前に「おれは無骨な鍾乳洞が好きなんだ!人の手を加えたもんは嫌だ!」とか何とか言っておりましたがいやこれは素直に綺麗だ…ライトアップして然るべきだ…。
鍾乳洞に滝なんて神秘的。
どこからこんな大量の水が…。
本当に""滝""でした。
勿論、人間が「岩に穴開けて水流したろ!」とした訳では無いので、自然が生み出したものには敵いませんね。
天岩戸は天照大御神がお隠れになった洞窟ですね。
神道には"荒魂・和魂"という概念があります。
神様の魂は二面性を持つという考え方ですが、荒魂は荒々しい側面を、和魂は優しい側面を指します。
同じ神様でも荒魂と和魂で別の神名が与えられたりもします。
先程名前が挙がった瀬織津姫が天照大御神の荒魂という説があるようで、瀬織津姫の滝と天の岩戸の滝が夫婦滝と呼ばれるのもなるほどな と。
お名前からして清らかでお淑やかな神様っぽいのに荒魂とはこれ如何に…。
滝を見たので、後は来た道を戻ります。
多少過酷な方が達成感あって良い。
険しい道のりの先にあんな綺麗な景色が待ってるんだぞ、これだから鍾乳洞巡りはやめられねぇぜ。
滝観洞めちゃくちゃ好きかも💮
子供の頃によく磯で遊んでたからゴツゴツな通路も難無く歩けた。岩場を歩く感覚が鍾乳洞で役立つとは思わなんだ😂
それでも往復1時間は掛かりました。
普通に立てるくらい広いところもあるけど、頭上に気をつけないと危ないところも多々あるからヘルメットは絶対必要。まじで頭ぶつける。
あとそこそこ濡れます。
滝まで長いけど、鍾乳洞は見る場所によって表情が違うし、道中色々置いてあって退屈しないよ。
それから
どうやらここ、八つ墓村のロケ地にもなったようであちこちにその形跡が…。
凄いところで撮影したな。
足腰に自信がある方は是非。
ちなみに、しゃがみ歩きしたお陰で翌日から足が酷い筋肉痛になりました。
冗談抜きで歩けなかった。
これも滝観洞の洗礼です。
⏫幽玄洞の記事も合わせてドウゾ
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長々と書いた後で申し訳ないのですが
あけましておめでとうございます🐉
新年早々結構とんでもないことになってしまったので「2024年こそ穏やかに…」は無理でした。
とは言えこれ以上何も起こらないことをただ祈るばかりです。
今年も気ままにあちこち行って、色々書ければいいかなと。
程よくアクティブに🦸♂️
のんびりまったりお付き合い頂ければ幸いです。
今年もどうぞよろしくお願いします✺⋆*