スイッチの取説(有用情報追加版)
某支援学校で子どもたちのスイッチを使ったオモチャの出会いに立ち会った。スイッチを初めて使う人(支援者と当事者)にとって、役に立つかも知れない情報(主にフィッティング)を思いつくままに書いた。おっとピンボケ。。ならいいが、ダメなことも書いているかも知れない。
今のところネットではそういうサイトを探すことが出来なかった。見つかればそちらに乗っかるつもりである。
と書いたが...
見つかった!
記事の最後の「フィッティングの事例」は是非見てください。超おススメです。
スイッチの取説 ver.1.3
あくまで参考です。選択肢のひとつとしてお読みください。
スイッチはフィッティングが大事
スイッチを押す・引くなどの体の動きが効果的にスイッチに伝わるよう位置関係を調整することをフィッティングという
フィッティングによりスイッチの機能は最大限に活かされる
スイッチは押す人に合わせる。スイッチに合わせるのではない
押す人とスイッチは、どちらもしっかり固定されている必要がある
押す人のその時の状況によってフィッティングの状態は変化することに留意する
姿勢
無理のない姿勢で体が固定できているか
(両足が床についているか、不安定な座位になっていないか など)
長時間不自然な姿勢を取ることで側湾が進行したり、顎で押しすぎて頸椎を傷めたりする例もある
興奮すると疲れを忘れる。適度な休憩は絶対必要である
スイッチ
しっかり固定する
押す・引っぱる力が確実にスイッチに伝わるようにする
押しスイッチの場合
スイッチの面が押す方向に垂直になる位置関係(押した力を逃がさない) 動かないように硬い台の上に置く(テーブル、車イステーブルや小さい板など) 滑り止めのシートや両面テープで固定する 押す方向にあわせてスイッチを斜めに固定するのも選択肢(台の上に三角の斜面、どっちもクリップ、市販のアームなど) スイッチだけでなく、腕や手をクッションや台に載せるのも選択肢
引っ張りスイッチの場合
力の向きの微妙な調節が不要であり、不随意運動を伴う人や複雑な姿勢で押しスイッチのフィッティングが難しい人に特に有効である
強い力で引っ張ってもゴムひもが力を吸収してくれる(しかし、その分OFFがわかりにくい)
スイッチは引っ張られて動きやすいのでしっかり固定する(重りをつけるor入れる、滑り止め、養生テープ、どっちもクリップ、アームなど)
ひもを手首にくくったりするより、輪や持ちやすいものを握ってそれにひもをつけて引っ張るほうが、引っ張ってる感があるかも知れない。普段からひもを使った綱引き遊びなどで引っ張る感覚を経験するのもよいかも知れない。
ひも+ゴムひもの組合せで使うことが多い
ひもとゴムひも の長さの関係を調節して、手応え・スイッチがONするまでの距離を調節する(ゴムひもが短いと短い距離でONするが遊びは少ない、長いとその逆)
ゴムひもの太さによっても強さが変わるので状況により相応しいゴムひもと交換する
2種類の硬さ
強:不随意運動が大きく力の強い人に有効。クリック感がある。
(スイッチはしっかり固定すること)
弱:小さな動き、力の弱い人に有効。クリック感はわかりにくい。
ひもを手首にくくったりするより、輪や持ちやすいものを握ってそれにひもをつけて引っ張るほうが、引っ張ってる感があるかも知れない。普段からひもを使った綱引き遊びなどで引っ張る感覚を経験するのもよいかも知れない。
クリック感
押した時のカチッという感触でONしているかどうかを確かめることが出来る
クリック感が弱かったり、クリック感がないスイッチの時は、状況により代替補償を考える(音や光、表示、振動など)
参考資料
フィッティグの事例(おススメ)
どのように工夫するかがよく分かる貴重な情報です。
スイッチ適合事例
マイスイッチのサイトより。他にも多数の有用な情報あり。
ICT救助隊オンライン講義
ICT救助隊のサイトより。他にも多数の有用な情報あり。
Pasific Supplyより(パシフィックニュース)
コミュニケーション障碍の支援④ ~操作スイッチの適合技術~
コミュニケーション障碍の支援⑤ ~操作スイッチの適合技術~
コミュニケーション障碍の支援⑥ ~操作スイッチの適合技術~
コミュニケーション障碍の支援⑦ ~操作スイッチの適合技術~
みんなの工夫は?(ひらけごまのサイトより)
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